2021年4月29日木曜日

オレンジワイン ( 天地人 Friends )






 天地人 Friends(オレンジワイン)。


もちろん果物のオレンジとは何の関係もない。
白ワインは種&皮を取り除いて醗酵、赤ワインは種&皮ごと醗酵させて作りますが、これは、白ワインの葡萄品種を、種と皮も一緒に醗酵させて作られています。
つまり、白ワインのぶどうを使い赤ワインの製法で作られているのが通称「オレンジワイン」。
アンバー色に仕上がるので「アンバーワイン」とも呼ばれているそうです。
旧ソ連支配下で埋もれていた中東コーカサス地方 旧グルジア(現ジョージア)に残る伝統的なワイン製法なんだそう。

昨今、この製法を復活させて作られるワインがちょっと注目を浴びているらしいのです。

中東コーカサス地方といえば、ワインのルーツとも繋がる地。
う〜ん・・・ワイン8千年の歴史の気配がするゾ♡

このテは結構冒険なのだけれど、ルー・デュモンの仲田晃司さんが手掛けているのなら・・!


古きを新しく。

マリアージュ云々と四の五の言わず どんな料理にも合わせやすい気さくさが魅力。
ワイワイ呑みにぴったりなので「フレンズ」。
ラベルはジブリの鈴木敏夫氏の書。

コンセプトが実にスマートですね。流石♪

そんな訳で、GWのおうち時間の為に1本購入してみました。

あ、ワイワイは・・・我慢しまーす(^^;)

PS: 現在、旧グルジア地方は、中国の一帯一路計画で、鉄道突破の工事中。
  この工事が様々な社会問題を生んでいます。
  トンネルが掘られ、自然破壊や労働者問題等々・・・。
  ※NHK BS 世界のドキュメンタリー
  「トンネル建設に揺れる村 〜ジョージア“一体一路の陰で”」
  (2019/ジョージア&ドイツの共同製作)でも取り上げられました。
  


2021年4月27日火曜日

パンは生きもの

お米のことを思えば、パンは随分コスパの悪い食品です。
ちょっと美味しいのをトレーに数個乗せてレジにいくとすぐに千円を超えてしまいます。
千円あったら、ちょっと高級なお米が1〜2キロ買えちゃう。
でも、忙しい朝に、パンは助っ人。
紅茶かコーヒーを沸かして、パンをトースターに放り込むだけで朝ごぱんの体裁が整います。

日頃は栄養価が云々かんぬんと聞いたり言ったりして、こうしたらいい、ああしたらいいという理想は知っていても、現実には、朝は時間との闘いなのだ。

昔、東京でひとり暮らしのOL時代、朝は「何か適当にお腹に入れて」駆け出す毎日でした。
仕事帰りに菓子パンを買って帰っていた記憶もあるので「トースト」すらしていなかったなあ〜))。
そして、ティーパックの紅茶。(コーヒーより早くて簡単!)
ささやかなバラエティーをと、あらゆるメーカーのモノを試しましたねえ))。
「パンとコーヒー」は「ご飯とお茶」(要するにお茶漬け)より、格好が付く気がしていました。

ご飯と味噌汁の組み合わせが黄金コンビだと知ったのは、随分後になってからでした。
このコンビで、必須アミノ酸が全て摂れるというのです。
パン(小麦)は、米に比べてアミノ酸スコア*が低い食べ物なのです。だから、パン食の時は、卵とかハムなどの動物性のものをプラスするのが宜しいそうで。

解っちゃいるけど、時間に追われ・・・

冷凍庫にパンがあると、安心してしまいます。

でも、市販のもので、マーガリンやショートニングなどのトランス脂肪散を使っていないパンは本当に少ない!!且つ、日本の柔らかふんわりパンには砂糖が沢山使われています。

小麦(パン)が主食の国の中には「100g中○g未満」という風に、加えられる砂糖や油脂の量を決めて課税率を変えている国もあります。(例えばアイルランドでは、主食としてのパンは脂肪分や砂糖などが小麦粉の重量の2%以下としており、それを越えると「お菓子」「嗜好品」という扱いになり付加課税の対象となります

そんなこんなを聞き及び、我が家ではなるべく食事パンは自分で焼くことにしています。
(ホームベーカリーですが)
しょっちゅう焼いていると、もう形などどうでもいい気分になってきますが、最低限、山型食パンを目指し、ホームベーカリーの全自動ではなく、仕上げの成形だけは自分でやる「半自動」仕上げに。

すると、同じ配合なのに、日々出来上がりがちがうのです。
気温や湿度の違いが影響するのでしょう。あと、「自動」じゃないところが一律じゃないせいか?!

過醗酵でしゅぼんでしまうと、本当に悲しい〜)))
気候と私の成形にはいるタイミングがバッチリ合ったのか、今日はものすご〜〜〜く美味しく焼き上がりました♡

「パンは、焼くまでは生き物」と、フランス人のパン職人さんがおっしゃってましたが、
酵母のご機嫌伺いをしながら作ると、美味しくなってくれます。

今は出勤がない生活なので、パンと紅茶に、ゆで玉子を付けて、アミノ酸スコアもバッチリ。(卵はスコア100です!)サラダと果物がつけば、充実朝ごパンです♪



 

2021年4月20日火曜日

4日間の「楽伍茶会」、無事終了。

ご参加下さった皆様、ありがとうございました!

PCR検査のご協力も 有り難うございました。

今回は、世の中の状況を考え、小さく参加を募りましたので、
馴染みの顔ぶれでの会となりました。
お声掛けが届かなかった方、ごめんなさいm(_ _)m

饅頭も、いつもの教室で頂くより旨かったでしょ😉?!
それはきっと、小粋なオーナーの生み出す心地よい空間のお陰です。
感謝です。


荒れる濾水の河を鎮めるためになされていた人身供養。
饅頭でよしとしようと、天に掛け合った諸葛孔明。
新型コロナも「饅頭で良しとして」・・・とはいかないか。 
49個、目指してみますか??




   




2021年4月2日金曜日

5月の料理教室

新年度が始まりました。
今年は、ふきのとうに始まり、つくし、わらび、うど・・・桜も筍も早〜い!
4月1日に、筍第1弾を頂きました。昨年は、各地で筍が少なかったようで殆ど頂く機会もなかったせいか、久しぶりに食べた気がしました。
筍団子(←筍が沢山要ります)、今年は作れるでしょうか??
今年は筍料理を〜〜と思いましたが、GW明けには、もう終わりムードかもしれませんね。

さて、次回はGW開けの日程となります。

なんと、料理教室始まって以来初の「パスタ」を決行すること致しました。
パスタなんて・・・パスタなんて・・・!
ああ・・お叱りの声が聞こえてきそうですが、これだけは!というガツンと美味しいパスタを作りたいと思います。
きちんと薬膳に仕立ててみせますデスよ♪

本年度のテーマ「薬膳は食材にあり!」で参ります!!



●テーマ:「色は食薬〜イカ、蛸のヒミツ」 

●日時:5月8日(土)10:30 ~ 14:30   *満席 キャンセル待ち
       9日(日)10:30 ~ 14:30   *満席 キャンセル待ち
            15日(土)10:30 ~ 14:30
            16日(日)10:30 ~ 14:30

●定員:5名 
 
●内容:
・スミレ色のスープ
・オーボン・ヴュータンのパテ &テリーヌを使ったプレート
 (付け添え野菜料理2種)
・子イカとトマトのパスタ
・ブラッドオレンジ
・アールグレイいろいろ

★お取り寄せシリーズ:オーボン・ヴュータンのパテ or テリーヌ 
※食材の都合で、メニューは若干変更となることがあります。