2005年8月7日日曜日

ストックホルムの市場(3)


スパイス

市場で必ずチェックするもののひとつが、スパイス。あちこちの市場を見ていると、その国にある食材や料理に合わせたブレンドスパイスが見つかったりするのが、なんとも面白い。ここ、スウェーデンにも・・・あった!

「Jagar Mix」。"Jagar" には、「狩猟の」という意味があるそうなので、これはおそらくシビエ(野禽獣の肉)料理に使うものではないかと思われる。マスタードシード、レッドペッパー、オニオン、キャラウェイ、タマネギ、パセリなどがブレンドされている。ラベル上にも"Kott"(鹿肉は"algkott", トナカイ肉は"renkott")の文字がある。

また、メキシカン風、ハワイアン風、イタリアン風、タイ風、など、 (接尾語「~sk」で「~風の」の意となるそうだ) 数々の「なんとか風」、「なんとか料理」用ブレンドスパイスがあり、他の主都市と同様インターナショナルな現代のスウェーデンの食卓が想像できた。

【写真:寿司用ライス&ワサビ】
さて、JAPANSKは・・・というと、こんなものがあった。お寿司はスウェーデンでも大変人気のある食べ物のようで、寿司レストランも数多く見かけた。市場の一角にも寿司屋さんがあったが、サーモン10カンが乗っかった皿を見ると、思わず後ずさりしてしまう。外国ではとかく日本食=寿司と思われているのが悲しいが、それだけ個性的な料理ということなのだろうか。



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