2011年12月5日月曜日

ボレッキ


ラザニアのような、パイのような、しっとり、しこしこチーズ味香るこの一品。
トルコの小麦食、ボレッキ。パスタのようなペストリーのような。
トルコでは、朝ご飯や軽食に食べられることが多いとか。
トルコ式点心とでも呼びたい一品。



フランス料理、中国料理と並んで「世界三大料理」のひとつとされるトルコ料理。
トルコ料理といわれても、多分世界の大部分の人が、その代表的料理を思い浮かべられないのではないかしらん。
いろんなパン、ペストリー、スウィーツはもちろん、スープの種類も多種多様。
羊肉ガンガン、ケバブにピラフ・・・・etc.etc.  私の頭の中も、なんとも貧弱xxx。
そんなトルコ料理より、個性や普及率、認知度でいくなら、世界中に愛されるお寿司やすき焼き、焼き鳥等をもつ日本料理こそ三大のひとつに相応しい!と、思う輩も少なくはないはず。
しかしながら、お総菜としての魅力ではなく、全体としての一貫性、普遍性を帯びる「体系」、そして、皇帝の食生活や宮廷での外交儀礼という軸を考えたとき、やはりトルコなのかなぁと納得してくるのであります。
600年もの栄華を極めたオスマン・トルコには、アラブ文化、遊牧民の粋、さらに地理的にも東西文化がぶつかり混ざり、そして昇華した食文化が・・・・。その様相を想像するだけで、コレ、ちょっとした満漢全席になりはしないかい??

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