2017年5月22日月曜日

スフォリアテッラ


この覚えにくそうな名前を覚えてしまったワタシ。
好物のチカラです。
デパートのイタリア展などあると、決まってコレを捜しています。


イタリアはナポリ地方の郷土菓子。
17世紀、今では高級リゾート地としてしられるアマルフィにある修道院で生まれたお菓子だとか。ヨーロッパのお菓子は、多分に漏れず宗教的な行事や修道院と関わりがありますが、これもその類です。イタリアのミルフィーユとでもいいましょうか。

フィリング(具)には、甘いクリームチーズや、マジパン(アーモンドパウダーのペースト)、ドライフルーツなどいろいろ。フィリングが何であろうと、この美味しさの所在はサクサクの食感です。

お菓子の歴史について書いてある本をめくってみても、詳細の記述は見つからないのですが、海辺の町で、果たしてパイに使う油脂は何だったのでしょう??

こういう類はフランス菓子が王道のような印象ですが、実はお菓子作りの先駆けは、恐らく白砂糖を最初に手にしたアラブ人(!)。小麦粉も、西アジアから広がりました。
食文化の伝播が、恐るべき速さであることには、本当に驚きです。))

スフォリアテッラにそっくりな中国点心があります。
こちらはラードでつくる揚げ菓子。
甜点心にも鹹点心にもなるパイ。

点心コースを作ったら、カレーパイとして取り入れようと密かに目論んでいる一品です♪


写真は辻の中国料理の先生、吉岡勝美氏の本より(柴田書店)。

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