2019年3月13日水曜日

東洋文庫ミュージアム 「インドの叡智」展


“太古のインダス文明にはじまり、マハトマ・ガンディー”を旗頭にイギリスから独立を勝ち取った20世紀半ばに至るまで、インドの壮大な歴史絵巻を紐解く” 展示。

「渡りに船」の思いで駆けつけました。
幸運にも、学芸員のガイドがあり、展示品添付の解説余白談もいろいろ伺うことができました♡

写真は、9世紀日本の世界観が映し出されている古地図。
(*東洋文庫ミュージアムは、フラッシュは禁止ですが、写真はOKなのです。)
インド〜中国〜日本の三国が、この順に大きく描かれています。中央上部には須弥山も(!)
「三国一」というのは、インド、中国、日本の中の1番(ほとんど世界一)のことなのでした。
伝え聞くことと空想の結晶のような世界イメージ図です。

私はこれまで、西洋から食文化を辿ってきたつもりでしたが、インドはどう絡まるのかわからないまま、ここ十年どっぷり中国にハマっておりました。昨今、インドからの風が吹き始めているのを感じていますが、ルーツを辿っていくと、自ずとこういう流れになっていくものなのかもしれません。ちょっと『西遊記』を新たな視点で読んでみたい気分ですw。
私の料理探訪も、きっとこの図に描かれている八方への川の流れのように、またインドから広がってくれることを祈りつつ。


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