2017年4月15日土曜日

肉まん


肉まんの季語って何時だろう?


学生時代、まだコンビニも今ほどそこかしこには無かった頃ですが、コンビニやヤマザキに蒸し饅頭の保温器が設置されたら「おっ・・季節だな〜♡))」と思ったもの。部活帰りの食べものが 冷めたいモンから「温」にシフトするときの代表的存在。何を食べても美味しいお年頃の胃袋には季節なんて関係ないようでいて、やっぱりあったのだ。

粕の甘酒、焼き芋(これは案外贅沢だった!)、二重焼き、フライケーキという名のアンドーナッツ・・・。
最近の若者は、どんなモノを食べているのかな??

 点心 ≒ おやつ。

点心は、「点=少し」「心=お腹」。

小腹が空いたときにお腹に入れる軽食。


点心という言葉は、南宋( 12~13世紀)の時代、名将の妻が北方民族と戦う前線の兵士に、一意 - - - ほんのちょっとの感謝のしるし - - - として労いの糕餅を送ったことに由来するとか、もっと昔の唐の時代の小説が由来とか、いくつか説があるけれど、既に唐代には存在していたという。

「今日のランチは点心♪」と、点心だけでお腹をいっぱいにしたりというのは本来の意味からすればちょっと違うということになりそうだが、今では中国の食事構成にガッチリと組み込まれ、2度の食事「吃飯(チーファン)」と三度の吃点心(朝食にあたる「早点(ザオティェン)、3時のおやつ「午点(ウーディェン)、夜食の「晩点(ワンディェン)」)といった風。 
なんだか常に一日中たべているかんじだ・・・(笑)。


さて、写真の肉まんは、仕込みの青菜まんと一緒に作った朝食、もとい、早点(ザオティェン)。 季節外れ(?)の湯気ながら、はふはふかぶりつくとなんだか幸せ感を覚える。

実は青菜まんの方は、今月のNHKカルチャー用です。


秋には「豚まん道場」展開予定です♪



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