2016年2月14日日曜日

3月の健美膳

昨日のNHK、司馬遼太郎今問う、没後20年『この国のかたち』。

  多元的な信仰
  好奇心
  無思想の思想

島国日本が、海の外から来るものを有り難く享受してきた歴史を紐説くキーワード。


ある意味暢気で柔軟な気質の根底にあるものは、自然の豊かさと多様性。
お料理は、それらがあからさまに見て取れる流動性のあるもののひとつかと・・・。

そこで今年は、和漢、和洋の料理からはじめることにしました。

日本の中国料理も、既に和漢洋が融合し“ヌーベル・キュイジーヌ”なんて言葉も相まったひとつのスタイルを構築しています。

3月は、しっぽく料理、支那料理にも触れながら、和漢のさかいをまぎらかしつつ・・・日本人にとって、大切にしたい時候に合わせた、お料理をご紹介致します。


  お料理内容:「和漢(洋)融合の香り膳」

    ・青梗菜と長芋の炒め
    ・春牛蒡のスープ
    ・山芋と鶏肉の甘酢あん 柑橘の香りと共に
    ・ごはん
    ・紹興酒プリン
    ・美味しいお茶


  日時:3月5日(土)、6日(日)10:30~14:30


戦後70年.....21世紀、司馬さんの言葉を反芻するなどして、改めて日本のありようについて考える時が来ているのですね。

社会の有りようは激変しましたが、人間の生理的な部分、本質は、そのスピードでは変化していない。だから、激変した食習慣についてもちょっと振り返る機会を儲けた次第。


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