2005年5月23日月曜日

ナイジェラ「ついに自認!」?

今日は久々にナイジェラの話題。

しばらく番組の放映がないので、ナイジェラ関連のサイトを覗いてしのいでいたら、こんな記事をみつけてしまった。

「ナイジェラ・ローソン、ついに自認!ーーー人気の秘密は肉付きのいい体格」
http://www.japanjournals.com/dailynews/050318/news050318_2.html

この記事、いかにもタブロイド紙という感じで、何が言いたいのかよく分からないが、ナイジェラさん、イギリスではこんなのが記事になるくらい人気なのね。

ナイジェラさんは、自分の人気を、おそらく女性から好かれるのは、痩せていないから好感が持たれるからで、男性は、痩せた女性を見るのはあまり好きじゃないからだと分析しており、さらに、肥満大国アメリカでは自分が受けなかったこともコメントしている。

この記事が、どういう設定でのインタビューかは不明だけど、ブラウン管を通しての彼女のイメージとこのコメントを重ねると、彼女にはなんだかとても好感が持てるのです。ニューヨーカーから「そんなに大きなお尻をしているのに、テレビに出るなんて信じられない」と言われるかとビクビクしたと話しながらも「減量する気はない」と宣言しており、彼女の健全な価値観が伝わる。

「家庭の女神」(と、英国では言われているらしい)は、ギスギス感のない安定感と自然体を大切にしているのね。

先日男友達Kに、この話を併せて「やっぱり人間ふくよかなほうが安心感と包容力をかんじるよねー」言うと、「でも、日本で好感度ナンバー1は久本雅美だよ」と返されてしまった。「でもほら日本は・・、清貧感あふれる方が好感もたれるし」「昔はおたふくがべっぴんだったじゃない」と、力なく反論は総崩れ。(彼女は創価学会票がたくさん入るとの説もアリです。)

タブロイド紙の記事同様、落としどころのない話になってしまったが、料理人の作る料理と体型、たべるものだけに切り離せない。「こんなもの食べてたら彼女みたいにグラマーで才女になれるかしら」なんて期待を膨らませてもおかしくない(?)。

では「料理本のアカデミー賞」こと「グルマン・クックブック・アワード 2004」で大賞を獲得した栗原はるみさんは??? 

二人の共通点・・やっぱり自然体、気さくなのが一番ということかも。






2005年5月10日火曜日

『ショコラ』

Chocolate
2000年 アメリカ映画
監督:ラッセ・ハルストレム。
主演:ジュリエット・ビノシュ, ジョニー・デップ因習に凝り固まるフランスの小さな村に、不思議な雰囲気を漂わせる女性ヴィアンヌとその幼い娘が現れ、チョコレートの店を開いた。その美味しさに、禁欲を強いられている村人たちは驚き、戸惑いつつも少しずつ心を開いていくのだが…。

『やかまし村の春・夏・秋・冬』、『マイライフ・アズ・ア・ドッグ』などを手がけたスウェーデンの監督ならではの独特の雰囲気がチョコレートを神秘的な食べ物として浮き上がらせている。

甘いモノは心を平和にしてくれるのかーーー。
でも映画では、チョコレートは甘いだけでなく、唐辛子と組み合わせたり、ジンジャーとの組み合わせも・・・。もしかしたら、フランスのショコラとは、森永・明治を浮かべる我々の脳裏にあるそれとはちょっと異なる存在なのかもしれないよ。