2015年10月28日水曜日
2015年10月25日日曜日
烏骨鶏
ある忙しい日のおひるごはん。
烏骨鶏のたまごごはん。
ウコッケイを飼っている方からのお土産です。産みたて〜♡ 当然、有精卵。
市場では、鶏卵の5~10倍以上のお値段で出回ります。
この小振りな卵の何処にそんな価値があるのか・・・。
黒い鶏になるはずの卵ですが、卵もふつうに鶏卵と変わらず黄色です。
これがもし黒かったら・・・!? ちょっとコワイですね。
烏骨鶏カルボナーラは、イカスミパスタと見分けが付かなくなるし・・・。
玉子ごはんや親子丼も、ちょっと食欲をそそられない代物になりそう・・・。
写真は、マカオ半島北部の屋内市場、紅街市(ホンガイシー)の売り場。
手前の黒いのが烏骨鶏です。(烏=黒の意)
烏骨鶏の卵は、通常の鶏卵に比べて鉄分やビタミンA、B、Eなどが豊富で、鶏卵には含まれないDHA、EPA、アラキドン酸、オレイン酸、リノレン酸などの不飽和脂肪酸が含まれているんだそうで(!)。動物性なのに、アルカリ食品。
成分的にも、体にいいことは一目瞭然ですが、中国歴代の宮中御膳房でも、古くから不老長寿の食薬として珍重されていたようです。
「烏」=黒→腎(五行説では黒は腎(生命力の根本) → 補腎食材
成分的にも、体にいいことは一目瞭然ですが、中国歴代の宮中御膳房でも、古くから不老長寿の食薬として珍重されていたようです。
「烏」=黒→腎(五行説では黒は腎(生命力の根本) → 補腎食材
まだ成分を分析する精密機械も無かった時代から滋養によい食べ物を見分けていたのには驚きますが、そのヒントにしてきたのが黒という色。
色のチカラ、ちょっと見直してみるのもひとつかもしれません。自然界のメッセージを的確に受け取ってきた人々には、本当に頭が下がります。
2015年10月24日土曜日
枸杞子
実家で委託栽培の枸杞に、今年は沢山実が付きました。
枸杞の実って、かわいい。
紫の花が咲いて、いつの間にか小さな赤い実に・・・。
この風貌から、甘酸っぱい味を連想してしまうのですが、酸味は殆ど感じない青トマトみたいなお味。美味しさ度30ぐらい(苦笑)。
枸杞はナスの仲間と聞けば、それも納得。そういわれてみれば、実の中の小さな種が、どこかナスっぽい・・・。
枸杞の実は、赤の色実代表として薬膳の定番のトッピングみたくなっているけれど、実は結構スーパーフルーツ。昔から強壮食、美容食、長寿食として、重用されていたようです。
実際、とても栄養価が濃い果実なのでした。
ビタミン、ミネラル、ポリフェノールその他がいっぱい。
1日3粒でもいいんだそうで。
枸杞子:性・味/帰経 → 平・甘/肝・腎
滋陰類 益精補腎(白髪・めまい・足腰疼痛無力)
養肝明目(眼精疲労・視力減退)
潤肺止咳(肺腎陰虚の慢性咳・喘息など)
・・・ね、やっぱり肝腎要の内容でした。
2015年10月18日日曜日
たねやの栗きんとん「西木木」
遠方の友と京都で再会。
私へのお土産を、荷物になるからとずーっと持っててくれていたのですが、そのまま受け取らずに別れてしまって、お互い別々のホームへ小走りで向かい・・・・
電車に飛び乗ってから「あああ・・!お土産〜!」ってなことに。
私へのお土産を、荷物になるからとずーっと持っててくれていたのですが、そのまま受け取らずに別れてしまって、お互い別々のホームへ小走りで向かい・・・・
電車に飛び乗ってから「あああ・・!お土産〜!」ってなことに。
その後の友人の果敢な行動に、感動してしまって・・・ここにちょっとシェアする次第。
電車の扉が閉まり、あきらめの溜息をついた時、携帯が鳴り「私、真紀さんと同じ電車に乗っているから、次の停車駅でホームに出てね!」と(!)。
私よりちょっと早くお土産に気がついた友人は、すぐ私の後を追いかけたようですが、週末の夕方の大混雑、ホームでは見つけられず、とっさの判断で私が乗っているであろう電車に飛び乗っていたのでした。
折しも電車はノンストップの新快速。彼女はかなり帰路とは反対方向へ進んでしまったことになりますが、満員電車の中でお互いのいる車両を確認し、高槻駅のホームで無事接触、お土産を渡してくれました。
写真はお土産の中に入っていたたねやの栗きんとん「西木木(さいぎぼく)」。
栗という文字は西の木と書き、有り難い西方浄土に生える木」という意味なんだとか。
原材料、栗、砂糖 (ピリオド)という潔さ。
機転の利く素晴らしい彼女らしい贈り物です。
今日のハイライトにぴったり♡
私には感激のお菓子と相成りました)))。
栗という文字は西の木と書き、有り難い西方浄土に生える木」という意味なんだとか。
原材料、栗、砂糖 (ピリオド)という潔さ。
機転の利く素晴らしい彼女らしい贈り物です。
今日のハイライトにぴったり♡
私には感激のお菓子と相成りました)))。
2015年10月12日月曜日
2015年10月11日日曜日
2015年10月3日土曜日
「赤ならヴォルネイ、白ならムルソー」
ヴォルネイ(Volnay)とムルソー(Meursault)
共にブルゴーニュの中でも高級ワインを生む名勝地ボーヌ地方のワイン。
「旅先のレストランでワインを選ぶとき、ヴォルネイとムルソーと言っておけば、どのつくりてのモノであろうとまず悪いことはないし、びっくりする請求が来ることもない・・・」
「クイズダービー」の珍答&迷答で人気者でもあったフランス文学者で学習院大学名誉教授の篠沢秀夫教授が、フランス雑記の旅エッセイでワインを語った行。
なにせ「いいのを出してくれ」とか「美味しいの」なんて "おまかせ" にしたら、とんでもない高級品が出てくるかも知れないロマネコンティを生むお土地柄のボーヌですもん。
こんなコメントに、ああ、篠沢教授もBillにビックリ仰天財布が寒くなる思いをしたことがあるのかな??なんて思ったりして、顔がほころびました。
篠沢教授は、「ブルゴーニュ・ワインの騎士団」日本支部の騎士のひとりでもありワイン通で知られていました。その篠沢教授が、満足できて、財布が寒くならないワイン(!?)
篠沢教授は、今年82歳。長年難病で闘病生活のようですが、奥様の献身的介護で、今も執筆活動なさっているようです(!)。
本当に、耐えがたいであろう身体の不自由さで尚、表現したいことがあり、それを続けていらっしゃるという・・・。動けない、しゃべれない、食べられない、でも頭の中で遊ぶことに事欠かないだけの沢山の引き出しがあり枯渇しない。真の教養人なのですね。
そして何年も何年も介護が続けることが出来ている奥様は、教授にどれだけの尊敬の念を持っておられることか。思いを馳せると、胸が熱くます。
つい数年前まで、自身のブログも続けられていて、「ブルゴーニュ ワインの騎士団」が毎年明治会館で開いている晩餐会の話が載っていました。ワインへの愛も相変わらずでした。
この晩餐会、そういえば、大昔に一度だけ連れて行ってもらったことがあます。
飲んで歌って、歌って飲んで、さらには踊って、拍手喝采という盛り上がりよう。
お菓子の御神輿(?)が運ばれてきたりもして、フレンチの堅苦しさを感じさせない楽しいお祭りでした。
その時の懐かしい写真があったので、UPします。
あ・・ちなみに、この時のワインリストには、ヴォルネイもムルソーもはありませんでした(笑)。
共にブルゴーニュの中でも高級ワインを生む名勝地ボーヌ地方のワイン。
「旅先のレストランでワインを選ぶとき、ヴォルネイとムルソーと言っておけば、どのつくりてのモノであろうとまず悪いことはないし、びっくりする請求が来ることもない・・・」
「クイズダービー」の珍答&迷答で人気者でもあったフランス文学者で学習院大学名誉教授の篠沢秀夫教授が、フランス雑記の旅エッセイでワインを語った行。
なにせ「いいのを出してくれ」とか「美味しいの」なんて "おまかせ" にしたら、とんでもない高級品が出てくるかも知れないロマネコンティを生むお土地柄のボーヌですもん。
こんなコメントに、ああ、篠沢教授もBillにビックリ仰天財布が寒くなる思いをしたことがあるのかな??なんて思ったりして、顔がほころびました。
篠沢教授は、「ブルゴーニュ・ワインの騎士団」日本支部の騎士のひとりでもありワイン通で知られていました。その篠沢教授が、満足できて、財布が寒くならないワイン(!?)
篠沢教授は、今年82歳。長年難病で闘病生活のようですが、奥様の献身的介護で、今も執筆活動なさっているようです(!)。
本当に、耐えがたいであろう身体の不自由さで尚、表現したいことがあり、それを続けていらっしゃるという・・・。動けない、しゃべれない、食べられない、でも頭の中で遊ぶことに事欠かないだけの沢山の引き出しがあり枯渇しない。真の教養人なのですね。
そして何年も何年も介護が続けることが出来ている奥様は、教授にどれだけの尊敬の念を持っておられることか。思いを馳せると、胸が熱くます。
つい数年前まで、自身のブログも続けられていて、「ブルゴーニュ ワインの騎士団」が毎年明治会館で開いている晩餐会の話が載っていました。ワインへの愛も相変わらずでした。
この晩餐会、そういえば、大昔に一度だけ連れて行ってもらったことがあます。
飲んで歌って、歌って飲んで、さらには踊って、拍手喝采という盛り上がりよう。
お菓子の御神輿(?)が運ばれてきたりもして、フレンチの堅苦しさを感じさせない楽しいお祭りでした。
その時の懐かしい写真があったので、UPします。
あ・・ちなみに、この時のワインリストには、ヴォルネイもムルソーもはありませんでした(笑)。
ブルゴーニュワイン騎士団〈シュヴァリエ・ド・タートヴァン)の方々が盛り上げます。 (於・明治会館) |
フイルムの写真をスキャンしたので画質が悪いですが・・・
こちらは本拠地シャトー・クロ・ブージョ(元は中世に建てられた修道院)での、騎士団のパフォーマンス。
ラーラーラーラ・・と歌いながらキラキラ星の振りみたく手を回します。
|
|
2015年10月2日金曜日
スイスロール
今日のティータイムは(株)まるたや洋菓子店(静岡県浜松市)の「スイスロール」。
・・・なーんて言うと、まるで毎日ティータイムがあるみたいだけど・・・ちょっと、言ってみたかった(苦笑)。
明日の料理教室の食材の買い出しにあちこち巡って、気がついたら15時を回っていました。腹ペコ〜・・・。お腹空きすぎたら食事の仕度をするエネルギーすらありません。
食事を作るエネルギーを入れるためのおやつタイムという訳。軽いおやつの後、御飯をつくって早めの夕食にしよう!という発想ですが、空腹にお菓子・・・これはいかん。イケナイ食習慣の落とし穴です。
あ、いえ、今日はそんな話ではなく、この「スイスロール」という名前について。
糸井重里の『ほぼ日』で「ほめ道を往く」という連載があったのご存知でしょうか?
著者はフランソワーズ(ペンネームです)。
「あなたなら、なんでも褒められる」と糸井重里さんに評され始まったそうですが、あらゆる身近なモノをポジティブに捉える楽しいエッセイでした。
その中に、あのヤマザキのスイスロールをほめる回があったのです。
それは、「ヤマザキスイスロール」の「スイス」はスイスと関係あるのか?というオチ(?)で終わります。
それから私は、スイスロールの真相を探るべく、検索にかけるのはもちろん、スイスのお菓子本をアマゾンで買ったりしてアプローチを試みましたが、同じく答えを探した方々の「スイスでは"ジャパンロール"とよばれる」なんて虚節まで浮上するありさまで、核心的答えが得られることはありませんでした。でも、「スイスロール」という呼び名は、英語圏が発祥で、ヤマザキの商標ではないようです。
しばらくしたある日、ヤマザキ以外の「スイスロール」に出会いました。
それがこの(株)まるたや洋菓子店のスイスロール。
クリームは生クリームではなくバタークリームで、トランス脂肪酸のショートニングだのマーガリンだのではなく、ホントのホントのバタークリーム。(このなんでもないところが「ホント」であることが嬉しい時代。)
昭和を感じるバタークリーム…とスイスロール。どこかドイツ菓子っぽくもあり実に日本ぽい。昭和生まれには、きっと時々懐かしくなる!??
一本200円以下という良心的な価格のヤマザキのスイスロールにケチをつけるつもりはないけれど、トランス脂肪酸フリーとは言えないのでココはちょっと予算をUPして、コチラをいただきたい。
登録:
投稿 (Atom)