2012年8月30日木曜日
◎度目のバクラワ
Baklava made in Syria
小麦粉、ナッツ、バター、ハチミツ・・・シンプルな材料で、バラエティーを生み出すアラブのお菓子には、いつも感服してしまいます。
今日のは、メイド・イン・シリア。
ギリシャ人は、ギリシャのお菓子だといい、トルコ人も、トルコのお菓子だと言い、イラン人も、レバノン人も「ウチのが美味しい!」と自慢するバクラワです。
羊のバターを使ってたりすると、ちょっと複雑な味なのですが、これは馴染みのバターでした(ホッ・・・)。
2012年8月22日水曜日
菊花茶
涼性のものもホットでいただき、決して内臓は冷やさないのが中国の考え方でした。
「・・・でした」と、過去形にしたのは、この頃は、缶やペットボトルの普及と共にすっかり「冷や」が普及つつあるのを痛感するから。
でも、嘆かわしいとばかりは言ってられない「アイスで美味しい!」お茶も・・・・!!
菊茶の「冷や」はたまりません。)))
寒性の性質のものを冷やでいただくと、W冷やで、お腹を冷やしてしまいそうなので、小さなチャイグラスで少しずつ頂きます。
あ、そうそう、一休さんの母君が足利義満に出したお茶のエピソード(一気に呑むと体に良くないので葉っぱを一枚落としてお出しした)にあやかり、お花もひとつ、グラスにいれましょう。
*菊花
性味/帰経:微寒・辛・甘・微苦/肝・肺
辛涼解表、清肝明目、清熱解毒。 解熱、喉の痛み、目の充血、吹出物に・・・。
2012年8月20日月曜日
マコモダケ
こんな姿ですが、イネ科。
なるほど、旬は秋・・・秋野菜です。
野菜なのに、何故、マコモ「ダケ」(茸)なのか??
田んぼや沼地に生息するマコモ(ワイルドライスの類)というイネ科の植物に、黒穂菌がついて肥大した若芽が「マコモダケ」なのだそうです。
黒穂菌・・・!
ワイルドライス・・・!? (やっぱりお米なのですね・・)
キノコの菌みたいなのが影響しているので「マコモダケ」ということなのでしょう。
ちょっと虫コブの原理に似ています。
自然のいたずら、おもしろいですね♪
そして、自然界の仕業は、とかく高級食材となりうるのでありま〜〜す。
控え目に買った2本、さて如何に料理致しましょう。
*マコモダケ 性味/帰経: 寒・甘/肝・脾
清熱解毒、除煩止渇、利湿通便 → 暑がり、解熱、イライラ、
高血圧、渇きや便秘に・・・。
2012年8月5日日曜日
ぶと饅頭
奈良の春日大社に伝わる唐菓子「ぶと饅頭」(萬々堂通則)。
餃子の形をしています。
これが上手に作れないと、春日の神職として一人前ではないと言われていたそうです。
米の粉を使っているところ以外は、アンドーナッツ。
元々は、餃子だったんじゃ・・・??
でも、仏教と共にいらしたのでしたら、具はお肉じゃなさそうですね。
何がつつまれていたのでしょう・・・???))
想像の膨らむアンドーナッツ。
故郷(?)のお茶とあわせて差し上げましょう。
木柵鉄観音とご一緒に・・・♪
黒糖づくし
黒糖づくし・・・夏のミネラル補給効果もさることながら・・殊の外、温まってしまいました(苦笑)。)))
黒糖は、温中補虚、活血化瘀・・お腹を温め元気をつけて、血行をよくする温性の食べ物。
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