2019年9月5日木曜日

朝ごはん


朝ごはん。皆何を食べているのでしょう??

私は二十歳になるまでは、自宅暮らしで、朝食といえば九割方、御飯と味噌汁に漬物・・・冷や奴がしばしば(+お弁当のおかずの残り)、といった感じでした。

毎日毎日、毎朝毎朝・・・味噌汁(いりこ出汁です)。
漬物は季節でほとんど同じでしたが、一応味噌汁の具は日替わり。

70年代になってから、近所に焼きたてパン屋が出来て、時々日曜日は「焼きたての食パンに珈琲(だったのかな?)」みたいなこともありました。
熱々の食パン。ふわふわすぎて、カットできないのですよ。
だから超厚切り。
今考えると恐ろしいけど、たっぷりジュワ〜〜っとマーガリンを滲ませて・・・。
パンと牛乳たっぷりのミルクコーヒー(※当時はカフェオレという言い方はしなかった)なのに、非日常のそれは、しばしばご馳走気分にしてくれていました。
目玉焼きが付いてたかな?? 
ホテルの朝食も知らない頃のあやしいイングリッシュブレイクファーストですw。


東京ひとり暮らし時代は、只只時間に追われ、朝は菓子パンと紅茶なんてことが多かった。
仕事上の接待等々で、結構ご馳走も頂けていたはずなのですが、それ以外のデイリーには何を食べて生きていたか、ほとんど思い出せません。
今振り返ると、この時期に、体の貯金を沢山使ってしまいました。

若い時の貯金(必ずしも体脂肪とイコールではありませぬ、肝臓に蓄えられるグリコーゲンとか、血液の充実とか・・そんなもの)は、いざ出産!とか、大病したときの為に必要なものだから、デイリーに無駄遣いしてはいけないのだと、今はひしひし思う次第。

だから、蓄えを使わずして補充するには、やはり活動時間のエネルギーとなる朝食と昼食をしっかり摂ることがとても大切だと考えます。
(考えても出来ていないことがおおいのですが・・・。)


写真は、この夏の、比較的時間にゆとりがあるときの我が家の朝食。

・和定食は、気張って出汁たっぷりの出汁巻玉子に味噌汁。
 玉子5ヶに出汁を100cc以上(二人分です)。
 何度作っても"チャレンジャー企画"な出汁巻。

・チーズトーストと作り置きのキャロットラペ(+ゆで玉子)と紅茶。
 キャロットラペは、コールスローやポテトサラダに代わることも。

・取り寄せた横浜中華街の豚まんと豆乳に中国茶(hot)。
 蒸し器で温めるだけですが、肉感いっぱいで温まり、気合いが入ります。

・玉子たっぷりのヨークシャープディングにカスタードクリーム+紅茶、
 ヨーグルト入りの果物ジュース。
 これはちょっとお菓子っぽくてヘルシーといえるかどうか・・・。
 でも、気分がUPする朝ごはん(?)です。
 

そもそも、朝ごはんにバリエーションなんて必要ない。毎日同じように食べても飽きることのない食事が健康食なんだと、半生を振り返って思います。
ごはんとお味噌汁。そんな食事が、今は当たり前でなくなりつつあるようで。

「変化はご馳走」子供の頃からの印象は根強く意識に残っていますが、「変化は健康」とは必ずしもいかないのだ。アレが悪い、コレが悪いと食材やその成分や添加物について語る以前に、バイオロジカルな変化のスピードと合わないハイペースライフについても、再考が必要かと思う今日この頃。反省も込めて。

気ままな朝食で始まる一日ですが、一日一食は、「ごはんと味噌汁」を。
それが私のささやかな心掛けです。

今はオクラと豆腐の、ちょっとトロッとしたお味噌汁が気に入ってます(^^)。

つづく