富蔡皇后は、ネイビー
(実母の訪問シーンで)
皇太后はピンクの蓋碗
飲み方もご覧下さい♪
皇帝はとにかく所作が美しい〜))
いつも蓋をかなり大きくずらして呑んでいますが、はたして茶葉は濾せているのかw?
片手でちょっとワイルド(ワル?)な飲みっぷりの嘉貴妃。
「貫禄」といえば、もうこの人を越える人はいません。
蓋碗の持ち方ひとつとっても隙が無い(!)
黄色い蓋碗。きっと皇太后が皇帝のところへやってきて出されたお茶です。
お茶請けもなかなか美味しそうなのであげておきます。
このポエムのようなお菓子は??
ご長寿祈願に桃饅
(銀の針で毒のチェック)
これ「ミルク菓子」・・とのことでしたが。
美しい形は、美意識の高い陛下の好物。
このお菓子は如懿の実母が宮殿に訪ねてきた時だされたもの。
素朴で美味しそう。
茶外茶(茶葉以外のお茶)もいろいろ。
薬茶としての菊花茶を・・・陛下(右)にはコチラ↓
今日の茶芸館のようなたたづまい。
如懿は、よくハーブティー(花茶?)をブレンドして呑んでいます。
如懿はお茶文化を解する人物。茶道具も凝っています。
急須を使ってお茶を淹れるシーンがあるのは如懿の宮殿でだけだったように思います。
後半の女官容珮が茶壺でお茶を淹れています。
(茶こしも使ってます。)
ここでもハーブ(花?)ティーブレンドを。
この銅製のケトル、気に入った〜欲しいよう。
こういう味わいのあるケトルをストーブにかけるということも無くなりましたが。
潤いの漢方煎じ薬も、ガイワンで届けられます。
(しばしばレンゲ付き)
<おまけ>
台北の故宮博物院に展示されていた茶器。
茶道具は離散したのか、意外と展示が少ないのです。
取っ手と口の向きが不思議なこの急須は、チベットなどでみられる形。
朝貢のお土産の品につくられたものだったかもしれません(?)。
蓋碗(がいわん)は、ドラマでは、現行の景徳鎮が専らでしたが、きっともっともっと意匠を凝らしたモノだったに違いありません。そう確信させるこの綺麗な茶器。(使いやすさはともかくw)
いろんな飲み方、茶葉がそろった時代。
蓋碗 ーーこの形に、中国らしさを感じるのも、マルチな表情の器だからかもしれません。
写真でお気づきかも知れませんが、蓋碗は日本の茶托とは異なり、下のお皿ごと持って口に運びます。
お茶談は、また折々のアナログ茶会で語り合いたいと思っています。
<完>