2022年1月30日日曜日

春近し! 節分




今週木曜日は節分。

春のはじまり♪

古の人々は、病を鬼の仕業と考え厄祓い、邪気祓い、鬼祓い。

鬼=邪気。邪気は表鬼門(丑寅)の方角(東北)から忍び寄ってくるので、鬼のイメージは牛の角に虎のパンツとなった。
出口である裏鬼門(南西)側の干支は、桃太郎の鬼退治のお供に。裏鬼門から時計回りに申(サル)酉(キジ)戌(犬)。ついでに黍団子の黍は「五穀」に相当。)







豆は鬼の象徴。
豆を炒るのは、撒いても芽(鬼)が出ないようにという意味が込められています。
さらに陰陽五行の理論で詳しく語ると以下の様になる。
大豆は硬い。堅いは金属の象徴。金属は木(春に相当)よりも堅いので、金属を溶かす(剋する)火で征し、春の気を助けるという「カモン、カモン、春よ来い♫」の行事ということになるのだ。


コロナという鬼。

今年は特にしっかり「鬼は外」したいですね。
もはや年の数ほど食べられない豆。。。
あんこなら、イケそうだけれど、炒ってなくちゃならないところがネックです。

そこで考えました、コレ(写真)。

こんなもので代用しちゃダメかしらん??

インド、Haldiram’sのこのスナック豆は、こう見えて無添加なのだ(!)。
日本なら「アミノ酸」が入りそうなところも、スパイスの調合だけでいい感じにおさめています。

あ、チャナ豆(ひよこ豆)は、ちとお口の中がドライになり、ビールススム君ですw


2022年1月18日火曜日

祥雲茶会 → 金斗雲茶会へ


1月に予定していた「祥雲中国茶会」、オミクロンのまん延により延期となりました。
中止じゃ無くて、延期・・・ね。

でも、気持ちとしては、中止してまた新たに茶会の企画ーー。
そんな感じです。
なぜなら、人と時間は一期一会。
その時の空気で、季節の点心、そして生まれる談話はそのとき限りなのだから。

2度とない瞬間瞬間をどう受けとめ、どう扱うかーーー。
お茶会って、そんな時間だと思うのです。


このコロナの大波が引いていくのは3月かな?4月かな??

* * * * * * * * * *


「先が見え 占うことも しなくなり」

昔新聞か何かで見て、笑った川柳です。(今は笑わず、わっかるぅ〜〜!・・と)

30代の頃は、自分を応援してくれる言葉を探して、占いなんぞに興じることもありましたが、歳を重ねると共に「人生万事 塞翁が馬」と、殊更見ることもなくなりました。(おみくじは引いてますw)
そう言いながらも、ふとVOUGE の「しいたけ占い」を覗いちゃった。
そして思いがけず、いい文章に出会ったのですよ。
ちょっと抜粋します。

 今の世の中ってどうしても「現実的に役に立つこと」のほうが尊ばれます。
その一方でファンタジーや空想って「そんなことやっていないでもっと有意義なことをしたら?」と言われてしまうこともあります。でも、結論としては人が自分の個性、そして自分にしかできない仕事を表現する際には「現実的に役に立つ常識」と「自分の世界の中で鍛えあげてきた空想能力」のふたつが必要なのです。それは「自分の空想」に裏打ちされていない作品っってやっぱり「誰かのモノマネ」だから。


実は今、添加物やミネラルについて勉強しているのですが、食品業界のリアルが迫ってきて、なんだか悲観的な気持ちになります。無力感でどうしようもない気持ちになるのですよ。
料理も栄養学も化学。理系の学びにちょっと息切れ状態です。
データは強い。確固たる数字の前に、論破できるファンタジーはないのです。
が、ちょっと待てよ。
このデータをどう扱うかは、文系力(←なんかへんな造語でスミマセン)(!)。
物事は、データとその適応とで、対処していくもの。
データだけでは、説得力はあっても人々の心を鼓舞することはできませんが、ファンタジーというお舟に乗せられると、思いがけないところまで持っていくことが出来たりしますもの。

月に人が上陸し、ガガーリンの「地球は青かった」という言葉を聞いてもなお、月に兎を捜しお団子を頂く私達なのだw。
理系と文系、化学とファンタジー・・・
これもまた、世の中の陰と陽!??

「先が見え」はするけれど、「空想能力」だって年の功と共に増してもいる。
次回茶会はこの陰陽を、いい塩梅にテーブルに乗せたいねえ〜♪

ハイ、祥雲を、孫悟空の金斗雲へ昇華させると致しましょう!

2022年1月2日日曜日

謹賀新年!


あけまして おめでとうございます


大波、小波・・・コロナの波はまだつづく。

上手く波間を泳いで行きたいものです。


今年も、波に合わせて、いろいろにアレンジした教室を展開するつもりです。

どうぞ宜しくお願い致します。