2014年6月22日日曜日

今年の煮梅


毎年6月、ちょっと気合いを入れて作るのが煮梅。
 青梅に、優しくチクチク針を刺し、水にさらして一昼夜。
"温泉梅"になっていただき、シロップに・・・・。
いい感じに酸が抜けて甘味が滲みること三昼夜。

手塩に掛けたわが子可愛さの贔屓目か、こりゃ美味しい♪



2014年6月21日土曜日

半島の台所 2014 ~ kitchen of Peninsula


なんだかいいな、とってもいいな、この写真。
竃のある風景が見えてくる気がします。



http://hanto.jp

この国は「ほうしょく」か。
半島に高級なレストランはない。
ないというのは、少し不正確かも知れない。ある必要がないのだ。
コンパクトな空間の中に山があり、海があり、そして里がある。
魚が捕れ、肉が調達でき、米も野菜も収穫できる。
海の恵みで塩を作り、山の恵みを利用して器や箸を作ることが出来る。
多種多様な食を生み出す半島は、その厳しい地理的条件ゆえに、
グローバリズムの波を受けることなく、
手間暇惜しまない豊かな食の営みが今も息づいている。
半島のどこを歩いても、独自性のある美味に巡り会えるのはそれゆえだ。
素晴らしい素材は、有名なシェフの技を必要としない。
素材の良さと、その風土に蓄えられた知恵や技が、
半島の人々を自ずと凄腕の料理人に変えてしまう。
半島の台所は、今日も賑やかだ。都市の台所は、どうだろう。
飽食の時代から、豊食の時代へ。
半島の台所からは、今日も美味しい湯気が立ち上っている。

(この製作・デザイン、広島出身の大黒大悟さんです。)


2014年6月14日土曜日

今年の梅仕事 +α



右奥から時計まわりに、味噌漬け、生姜甘酢漬け、豆マリネ、カリカリ梅、ムッスィーヤ、酸梅湯、茶梅用下漬2、黒糖ラム漬け、茶梅用下漬1。
あと冷蔵庫に煮梅。
クエン酸は体によい!・・・ですが、こうやって作ってみると、お砂糖の量もなかなかのものです。

江戸時代(幕末)、日本人の砂糖消費量は年間1キロ程度だったとか。
現在18キロ/年を上回る。
自然界の有り様を考えれば、真っ当な量ではないですが・・・いやはや。)))
その分、大切に有り難く頂かなくてはいけませんねえ。

2014年6月4日水曜日

薬膳的 梅の楽しみ at NHK Culture

梅は中国や日本の生活文化には欠かせない食薬のひとつ。

うめ→烏梅(ウ~・メイ【中国語読み】)は、日本に最初に伝わった梅。
「烏梅(ウ・メイ/うばい」を切り口に、日本と中国のいろんな梅使いを紐解いて行こうというのが、今回の趣向です。

華南の梅ドリンクや茶梅、九州版の梅ジャム、煮梅、カリカリ梅等々、梅のバリエーションもいろいろご紹介します。