2008年4月28日月曜日

「研子さんにいろいろ聞いてみよう」座談会


森林保護団体が主催する「精霊が来た~アマゾンの長老と女達の旅~」鑑賞会&「研子さんにいろいろ聞いてみよう」座談会に行ってきた。
鑑賞会は、昨年10月にフジTV深夜番組で放送されたが、広島では放送されなかったので今回鑑賞会とあいなったらしい。
その後、森林保護団体代表で、アマゾンに20回以上足を運んでいる南研子さんとの座談会。
研子さんのお話は、自分の体験から生まれた言葉で溢れていた。
昨年来日来広したアマゾンの先住民カヤポ族の長老ラオーニ・メトゥティレさんとの旅の道中やアマゾンでの暮らしの中の出来事について、感じたままをお話になる。その見地は、決して自分の常識で測るそれではなく、極めてニュートラル。
研子さんは「地域コミュニティーで子供を育てる」なんて表現をしない。
「10年たっても、村の中で誰が誰の子供か未だにわからなかったりする(笑)」と、自分の子供もお隣さんの子供も同じように叱り、同じように与え、同じように可愛がる様を表現。
また、研子さんは「自然との共生」なんて言わない。「自然への服従」なのだ・・・と。
村の人々と触れ合いながらも、客観的な視点でとらえているのもまた面白い。そのスタンスがあるからこそ「研子はどう思うか?」「話を聞いて欲しい」と、ハンモックに横たわる研子さんのところに、村人がやってくるのである。研子さん曰く「何もしないで、一緒に暮らすことを、とても喜んでくれる」。
人間目安箱。そんなかんじなのかな??
環境、経済、家庭、教育、これらは全て同一の輪の中の諸行。これらは文明社会に生きる人間が勝手に境界線を引き、カテゴライズし、守備範囲を定めたものだということに、改めてハッとさせられた。

線引きされた境界線の狭間で取り残されていくことが、今、社会の中で消化不良を起こし、ゲップ、ゲップしているように思えてならない。

2008年4月24日木曜日

花山椒





花山椒

京都に行ったら、やっぱり立ち寄ってしまう錦市場。
柔らかそうな、小振りな筍が出回っていますが、コチラも!!

花山椒。一皿980円也。

なんだかこれがあれば「おうち料亭」出来そう・・・。うっふっふ。




2008年4月23日水曜日

京都 お漬け物




つい買ってしまうのがお漬け物。
ほんのりと香ばしいあぶり筍の漬け物も、多いにそそられましたが、今回は「山芋わさび」と「九条ねぎ」にしました。
九条ねぎのお漬け物は、賞味期限が1週間足らず。漬け物が保存食であるという概念は通用しない代物ですな。
どうです!?
おいしそうでしょー。
日頃、健康のために麦飯や胚芽米などを食することが多い我が家ですが、こんな繊細な味の京漬け物があるときは、つやつやの白米のごはんでいきたいと思います。
うっふっふ。



2008年4月21日月曜日

京都 かざりや





左京区、今宮神社西門前にある創業600年のあぶり餅屋さん。友人が案内してくれました。
つきたてのお餅をきなこをまぶしながら小さく分割し、細い竹串の先に手早くひっつけ、それを炭火で香ばしく炙り焼き。それだけでも美味しそうですが、ほんのり甘い白味噌のたれがかかります。






2008年4月19日土曜日

バクラワ 


花見シーズンを過ぎて、ちょっと落ち着きを取り戻した京都へ立ち寄りました。

夕食をとったトルコ料理レストランで、大好物のバクラワに遭遇(!)。
バクラワは、小麦粉の生地をバターを塗ながら重ね、薄ーく、薄ーく伸ばしてはまた重ねして作るパイ菓子の原型とも言えるお菓子。制作に大変な手間と労力のいるお菓子。

アラブ文化圏で広く愛されているバクラワ。
横浜のレバノン料理店では、このお菓子だけは、わざわざレバノンから空輸してもらっているとのことでした。

そんなバクラワをメニューに加え、美味しい自家製トルコパンを出してくれるこのお店。
世界三大料理への心意気を感じます。


 ●トルコ料理 イスタンブール サライ
 京都市中京区河原町三条上ル恵比須町534-28 松本ビル3F
 TEL: 075-213-2955