2012年3月28日水曜日

続・忠孝巌煎餅

つくしに筍…春らしいモチーフ &「忠孝巌」の焼き印♪昔はお饅頭なんかもつくっておられたとか。


先の「黒田せんべい店」(あ、お店の看板にはこうありました。のれんには・・・「せんべい」と・・・、で、表札には「忠孝巌煎餅」と・・)につづきまして、職人気質〜頑固編(笑)。
暖簾をくぐると棚に、大中小のお煎餅の包みが積まれているだけのシンプルな店構え。「せんべい」の暖簾を見ただけでも、頑固なお店なんだろうなぁ〜・・・と、伝わってきます。

観光地らしからぬ店主の方の素っ気なさに、買おうかな〜どうしようかな〜〜・・と、ちょっと躊躇しましたが、店構えと店主の雰囲気に、並々ならぬ何かを感じまして、袋入り(8枚入り/600円)をひとつ購入してみました。


車の中でひとつ開けてポリポリ・・・・。

あら! 美味しい!! あら、あら、あら・・・おいし〜〜〜〜っ!


※この時の顛末が、あまりにそっくりで絶妙なブログを見つけたので、リンクしました。
 もぉ〜・・・この通りのリアクションで、膝を叩いて笑いました。 
          是非見てね♪
            ↓
    http://blogs.yahoo.co.jp/bluewinker/57724615.html

そんな訳で、翌日もう一度このお煎餅を買いにこのお店を再び訪れたのでした。
先日の話はそのとき奥さんから伺ったもの。

あ、これはさっさとお煎餅だけいただいてお店を出ちゃった方がよさそうな雰囲気が無きにしもあらずだったのですが・・・
「あのぉ〜昨日、お煎餅いただいたんですが、あんまり美味しかったので、また来たんです。」と申しましたら、すーっ・・と表情が緩み「ここのお煎餅は違うって、一度食べた方にはおっしゃって頂くんですよ。手焼きで効率は悪いんですが・・・云々(と、先述のお話)・・・」と、いろいろ話を聞かせて下さいました。

お煎餅の型とガスの火があるだけの作業場。
炙り加減も神経を使うことでしょう。
焼き印を押す加減も手作業だと結構難しいらしく、ご主人以外の方がやると、蜜を塗ると見えなくなってしまうこともあり、集中力が要る作業なのだそうです。

観光地だけに、いろんなお客様が来て覗いていかれるそうですが、ある日、ご主人が焼き印を押すタイミングにあわせて「よいしょっ!」と声を掛けられた方もいたとか(笑)。
微笑ましいエピソードですが、職人気質なご主人には大いに迷惑だったみたいです。

ご店主の名誉の為に、お煎餅美味しい!に補足して、少し書かせて頂いた次第。
是非とも、ご店主とお煎餅をセットでお楽しみあれ〜〜〜。
あ、このテの雰囲気が苦手な方は、お取り寄せを〜〜〜〜(笑)。

2012年3月27日火曜日

忠孝巌煎餅


今まで食べた中で一番おいしい生姜煎餅!

見た目はよくありそうな普通のおせんべいなんですが・・・なんとも言えずいい感じの美味しさなのです。
手焼きのおせんべいに刷毛でうす〜く生姜糖液を塗って、3時間乾かしてカチンカチンにするのだそうです。生姜糖がうすぅーくて、食感を邪魔しません。(でも香りはしっかり)
油を一切使わないでおせんべいを焼いているので、生姜汁がはじかずに染みこみ、刷毛でうす〜く塗ることができる・・・かつ、油の酸化による風味落ちもないので、4カ月は美味しく頂けるとか。 
全部手仕事なので、量産できず、店頭のみでの販売だそうですが、密かなファンが多く、地方配送が結構多いご様子。
このお煎餅で100年! 美味しいはずです。
ご店主も・・・頑固で結構!(←この話は次回・・・ふふふ含み笑い)

日本茶もいいけど、砂糖無しのミルクティーで頂きたい感じ♪

* * * * *

広島県竹原市本町3丁目6-18
せんべい本舗 黒田
Tel: 0846・22・9696


2012年3月26日月曜日

江戸そば茶屋 遊山


店内には、クラシック音楽が流れ、壁には望月通陽さんのブロンズのオブジェ。

石臼自家製粉の手打ち蕎麦。久しぶりのせいろ・・美味しかった〜。
(広島県竹原市の街並み保存地区内)

2012年3月24日土曜日

London- Borough Market -2

・・・ホンモノです。

こんな感じで通りを挟んで連なっています。

           
TURNIPS【www.turnipsboroughmarket.com/】という八百屋さんで働くこの方は、オペラ歌手!?
レジが一息ついたら、ゆったりと作業しながらイタリア歌曲を披露してくれました。
人々の買い物の手が止まり、しばしうっとり・・・・。

屋外にも沢山出店アリ。けっこう有名店ばかりです。


お昼どき・・・やっぱり人気のランチは、こんなものや、あんなもの。

                
シシカバブ入りのピタパンサンド 

           
スパイシーなソーセージとパプリカ、どっさりワイルドルッコラのサンド
(ココも行列ができていました・・・)
スパニッシュオムレツのお総菜も・・・)))

食べ物が溢れているところに居ると、なんだか幸せ気分・・・・))))。




2012年3月23日金曜日

London- Borough Market


今年はロンドンオリンピックの年。
メディアでも、少しずつオリンピックを控えたロンドンの様子が紹介されるようになり、ふと旧HPの市場巡りコーナーにUPしそびれたままになっていた下町イーストロンドンにあるボロウマーケット(バラマーケット)の写真のことを思い出しました。
少々乱雑ですが、写真UPしちゃいます。
市場を見れば、分かります・・・実は、美味しいロンドン!

* * * * *

ボロウマーケットは、ロンドンブリッジを渡ってロンドンブリッジ駅のガード下を西につたって少し行った所にあります。
13世紀からある市場らしいのですが、19世紀に入って鉄道が敷かれて以降、イギリス全土の食材が集まるようになり、より一層賑やかで豊富な市場になったそうです。
ビクトリア朝時代の趣が残りますが、わかりますでしょうか。
6年前のこの時期には開発の予定地になっていて、数年後にリニューアルされる・・・と聞きましたが、あれからどうなっているか、気になります。

その内オリンピック関連でテレビなどで紹介される機会があるかもしれません。スナップ写真なので、わかりずらいかもしれませんが、Before & After が偶然見られたら嬉しいな♪

実はこれらの写真は、2005年7月のもの。ロンドン多発テロのあった翌日のものです。


Before !?



まずはド迫力の生バター!
"フレンチソースの3つの秘訣は・・・ バター,  バター, バター!" 
とは、フランス映画『マーサの幸せレシピ』のセリフ。
フランス料理におけるバターの存在感を象徴しています。
イギリスなら、トースト、トースト、トースト かしらん??

薄くてカリカリのトーストにバターをたっぷり塗って食べるイメージが浮かびます。

お次はミート、ミート、ミート!
すっかり有名になったロンドンの若手料理人ジェイミー・オリバーが、番組でよく訪れていたお肉屋さん、ココです。(このおじさんに見覚えあり!)
オーガニック・チキンを扱っています。

海の幸も豊富です♪
このオジサンの格好、イギリス人らしいジョークでしょうか??

"Herbs from  heaven, Spices from hell..."  「天国のハーブと地獄のスパイス」とはまた・・・これもジョーク好きのイギリス人らしい(笑)。
そして何処か魔女の様な雰囲気のこの女性が、あれこれいろいろ説明してくれるのでした。
ココで買った種は、発芽率がとってもよかった・・・!)))。

            
レモンの塩漬けやドライライムなどの保存食も売られています。
このお店のオリーブは、ギリシャのものをメインにスペイン産、モロッコ産のものだそう。

2012年3月16日金曜日

山菜の春一番 ふきのとう


山好き、山菜好きの父がふきのとうを沢山摘んできて届けてくれました。
胃袋への春のお告げです。
ほんのりとした苦みも大好き♪

楚々と天ぷら、お味噌汁・・・ふきのとうには、いじくらないお料理がぴったり)))。


蕗の香り成分には、胃腸の働きを高める働きがあるし、花粉症予防にも効果があるとか。
毎年山菜三昧の春を迎えられているお陰で、今以て花粉症フリーです(^^)V。


2012年3月8日木曜日

「シャルロット・ペリアンと日本」展


ペリアンのデザインに観る日本。それは、日本の民芸とヨーロッパのインタラクティブなライフスタイルのデザイン・・・。とっても興味深い展示でした。

2012年3月7日水曜日

菊芋のポタージュ スマイリー♪


ニコちゃんマークの菊芋ポタージュ。
お味もニコちゃん♪ 
先日、「道の駅で、生姜だと思って買って帰ったら菊芋だった〜」なんて話で笑わされましたが、見た目はホント、生姜によく似ています(笑)。
お花が菊みたいだから菊芋とよばれるようになったそうですが、コレ、外来品種で、原産地は北米とか。
芋といいながら、殆どデンプンを含まない。
でもオリゴ糖いっぱい♪

フレンチレストラン「柿さか」では、根菜ポタージュに変身です。

2012年3月6日火曜日

3月の料理教室


       3月の健美膳 テーマ「つつむ」

       ・紅麹甘酒(welcome drink)
       ・黄油紅花湯
       ・薄餅(手作りします)
       ・偽烤鴨(北京ダック風)
       ・鶏肉の甘辛五目炒め
       ・紅麹と桜のアイスクリーム
       ・武夷山岩茶「水仙」



2012年3月5日月曜日

+紅麹の甘酒

世間では塩麹ブーム・・・麹が手に入りやすくなったような入りにくくなったような・・・(苦笑)。
塩麹は素晴らしい調味料のようですが、必須アミノ酸いっぱいの麹をたっぷりいただきたいならやっぱり甘酒!
夏の季語だけれども、年中頂きたい自然のサプリ♪
コレ、離乳食にもいいと思います〜〜〜。

弥生3月ひな祭り・・・桃の節句に桃色の甘酒。
料理教室のデザートには、この桃色甘酒をアイスクリームに偲ばせて・・・。

2012年3月2日金曜日

双黄蓮蓉大月餅

吉祥寺 竹爐山房のお土産用月餅

蓮の実餡に鹹蛋を2つも偲ばせてある蛋黄月餅。
出来たては、こんなにしっとり・・・・(!)
卵黄と餡がお口の中で融合します。

武夷岩茶「水仙」と共に・・・。