2008年9月27日土曜日

きくらげ





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木耳(きくらげ)とは、よくいったもんだ・・・。

直径5センチほどのプルンとした国産生きくらげを入手。

中華鍋で炒めると、キュッキュッと音を立てる。

生き締めにしているみたいでちょっと気が引けるが、生ならではの食感でもって味わうと、もうそんなことはすっかり忘れてしまう。

植物性にかわ質というから、いかにもお肌に良さそうな気がするけれど、お肌によいのはむしろ白きくらげで、黒い方は、血液サラサラ効果と便秘にグーなのだそうである。

中国産木耳から農薬基準値の2倍が検出されて以降、国産木耳の需要もググッとアップしたようで、生は奄美大島などで生産量を上げているようだ。




2008年9月11日木曜日

コロッケ





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コロッケは、家庭料理の中でも、食卓にはよくのぼる割に意外と台所自給率が低い料理のひとつだと思う。

お芋をふかして、肉野菜を炒めて、丸めて、衣付けて揚げて・・・・。
揚げ油だって、たっぷりの油で揚げないと、パン粉の衣がふかっといかない。
この行程を、他の副菜を作りながら進行するわけだから、手間はもちろん、台所は作業場狭しで大変。)))

我が家でも、めったに作らないお総菜のひとつ。

手間暇意外にも理由がある。なかなか「これぞコロッケ!」というものが出来上がらないのだ。

祖母の料理で育ったワタシにとってやはり祖母のコロッケが「ザ・コロッケ」です。巷で売られているコロッケより少々具の肉と野菜が多かったせいか、ほくほくというよりホワッとした食感で、形もおはぎ型。甘辛い肉じゃが風の味付けで、あまりソースを必要としなかった。

あのコロッケを再び・・・と、何度かチャレンジしては、ほわっとした食感の硬さでは、揚げる行程でくずれたりして、失望と共にだんだん離れていた一品である。

久々に、奮起して作りました。
成功率を上げる為に、気持ちジャガイモの量を増やして、おはぎ型ではなく俵でチャレンジ。俵型にすると、なんだかエビクリームコロッケみたいですが、これは最近もうひとつなつかしい味になりつつある、尾道のお総菜屋さんのコロッケの影響。具にはなんと甘からの蛯子が入っている(!)。玉葱と蛯子にハウス(?)の塩コショウ・・・みたいな味付けなのに、なんとも妙に美味しい!

祖母のコロッケとこのコロッケの共通点は「少し柔らかめ」というところかもしれない。

これにはやっぱりウスターソースをたっぷり掛けたい気分。

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英国ウスター市、リーアンドペリンズのウスターソースは、白州次郎さんがイギリスでの学生時代からずっと卓上から切らさなかったとか。
ナガノウスターソースも美味しいですよ♪
(株式会社ナガノトマトNU/長野県松本市芳川村井町233)

ちなみに、付け添えキャベツは、キャベツと青シソを一緒に千切りにしたもの。

これも祖母の味。