六花亭のお菓子なのに、マルセイ「○成」。
このパッケージデザイン・・・。
あれ、なんで!? と思ったことのある方、きっといらっしゃいますよね。
マルセイ「○成」という認識ならまだ優秀で、ワタクシなんぞ、
「"マルセイユ"バター」だと思っていた輩です(^^;).
何で南仏でバターなんだ〜〜!?
そりゃぁきっと、フランスには違いないし、フランスはほら、
バター、バター、バター!
・・・・の国だから。
ひと昔前によくあった、
なんでも「オシャレそうな外国の名前を使う」的
アプローチなのかと。。。
六花亭は、そんな風に思ってしまったことを心から恥ずかしくおもうようなスバラシイ会社でした。
そして、この「マルセイ」は、幕末〜明治の北海道開拓 移民結社「晩成社」の「成」からきている(!)。
バターではなく「バタ」であることにも時代背景を感じさせます。
ほら、西洋かぶれ=「バタくさい」の「バタ」ざます。
そう、このマルセイバターサンドは、北海道の歴史を染みこませた真面目〜な正統派のお菓子なのです。
ロングラン商品の真の魅力とは!?
企業理念の大切さ等々、改めてしみじみ考えさせられます。))
7年も前に、糸井重里主宰の『ほぼ日新聞』が、こんな社長インタビューを載せていました。
https://www.1101.com/oshigoto/rokkatei/2010-04-15.html
きっと皆さん、既に知ってて「六花亭のお菓子」への厚い信頼が購買意欲に拍車をかけているのかもしれませんが、私のように遅咲きの方、歴史は気がついたときが「旬」です。
そして、なんども反芻されて、伝えられていくものです。
是非ご覧下さい♪