2019年から、自宅サロン教室は、隔月で展開しています。
2019年は、にしむくさむらい→2,4,6,9,11月でしたので、2020年は、1,3,5,7,10,12月の第1,2週を予定しています。
教室が無い月は、異なる場所で中国茶会や食と歴史のゼミナール(仮名)など、お茶とお菓子をいただきながらじっくり談儀できる機会をもうけるつもりです。
食文化世界旅行〜・・・なんていうと少々大風呂敷ですが、食も歴史も人間を知る最高の切り口。歴史上の人物の好物を取り上げて、時代を紐解いてみるのも楽しいかと。
歴史の周期をみれば、今は乱世の始まりかもしれません。
乱世は俯瞰すべし。そうすれば、冷静でいられる。
同じ事を繰り返す人間の習性をなるべく抑えることができるかもーーー。
ま、堅い話は置いといて、脳をちょこっとアップデート、脱日常のティータイム。そんなひとときになればと考えています。
さて、2020年、最初の教室は・・・
お正月が過ぎたら、カレーでしょw♪
北インドスタイルのスパイシーなお料理で皆さまをお迎え致します。
年末年始、やさしい和で甘やかされた舌に、ピリッとスパイスをどうぞ〜!
日時:1月11日(土)10:30~14:30
12日(日)10:30~14:30
15日(水)10:30~14:30
18日(土)満席*キャンセル待ち受付 11:00~15:00
内容 :「インドの点心」
・パンジャーブ地方のクルチャ
・ディッピング・スパイス煮込み
・大根カレー or 野菜料理
・ナッツのラドゥ
・チャイ
*ティーマサラブレンド
2019年12月25日水曜日
2019年12月15日日曜日
竹爐山房
「中国料理の極意とは、自然界の“気”を料理に注入すること。そして「五行思想」を読み解いて、あらゆる意味で料理の“中庸、平性、つまりバランス”を意識して守ること。」
そう語っておられた山本豊シェフのお店「竹爐山房」が、12月14日をもって閉店となりました。山本シェフには、味の原点、薬膳の基本、そして中国料理の魅力を沢山教えて頂きました。薬膳師の勉強を共にした同期と合格祝をしたのも竹爐山房でした。
あの時は、大きな「桃包(タオパオ)」を作って下さったり、清代に袁枚(えんばい)が記した中国料理バイブル『隋園食単』の訳本(昭和50年初版)にも掲載されている「燻煨肉」や、西太后の美容食「核桃酪」、揚州千絲など、宮廷に取り入れられた庶民の味などいろいろ作って頂きました。10年前のことです。
歴史の中の中国料理、そして進化する料理という視点に心が躍り、益々中国料理に魅了されたものです。
薬膳のベースに、スープと粥を置くようになったのも、山本シェフの影響です。
写真は、「上湯(シャンタン)」。お店にうかがうといつも「スープは(コースの中に)ありますよ」と言われても別に一杯お願いして頂いておりました。
これからも、教えて頂いたエッセンスを大切に、料理に向き合いたいと思います。
2016年3月の食事会@竹爐山房の模様(NHKカルチャー&サロン教室合同開催)
↓
2019年12月9日月曜日
普洱餅茶
守屋壽コレクション
地図と年表。
眺めていると、様々な歴史絵巻が浮かんできます。
「守屋壽コレクションの精華〜国内最大級の古地図コレクション」(於・みよし風土記の丘ミュージアム)
福山出身で元メリルリンチ日本証券会長の守屋壽さんが、30年以上かけて収集した国内外の古地図の展示会です。
プトレマイオス時代の世界図、古代ローマ人の世界観(かなり正確!!)。
一方で、その後のキリスト教の世界観念図には、神が作ったとされる世界の表現となっており、科学が逆行する様が見て取れます。
15世紀以降のものは、探検家により明かされる推移が描かれているアメリカ大陸の地図や航海図等々・・・。
(でもこの頃はまだ北極圏となんきょ九大陸は想像の世界に留まっています。)
東西、古今、宗教・・・そしてその中の日本。
様々な対比にあそぶひとときでした。
※展示会は11月末で終了しています。UPが遅くてごめんなさい。
※展示会は11月末で終了しています。UPが遅くてごめんなさい。
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