ストックホルムの地下鉄は、深~い!
2005年7月29日金曜日
2005年7月27日水曜日
2005年7月20日水曜日
北欧ナイスデザイン(2)
スウェーデン・ストックホルムのお店で見かけた 北欧デザイナーによるランプ&シェード。
フォトアルバム Lamp& Shadeのページ :
http://hw001.gate01.com/maki0256/stockholm_1.html
(※コピー&ペーストしてご覧下さい。)
中央右および右下のプラスティックペーパーを折り曲げて造られたランプシェードは、レ・クリント社(デンマーク)。
左上から2番目は、白、黒のアクリル素材でできています。
その下は、白い布でできたフリルがライトを包んでいます。
左下は、電気でバルーンを膨らませています。ちょっと音がうるさいかな・・・))。
その横(真ん中)は、ガラス製。どこかレトロな雰囲気を醸し出していました。
写真には無いけど、イサム・ノグチのペンダントライトっぽい和のイメージのものもよく見かけました。
2005年7月19日火曜日
スウェーデン:楽しいデザイン(1)
ザリガニのお皿と台所用品売り場にあったカニの甲羅割りばさみセット
お皿の方は、歴としたアンティーク(1920-30年頃のもの/北方民族博物館)で、展示品でした。なんだか面白いので写真におさめた次第です。(写真撮影OKでした)
カニの甲羅ばさみセットは。後日、デパートの台所用品売り場で・・・。アルミ製のものは日本でもよく見かけますが、コレ、赤く塗ってあると、なんだかおもちゃみたいで面白い。一緒に並べてみました。
2005年7月18日月曜日
フレキシブルなスウェーデン人!!?
6月25日の日記で、スウェーデン人は " ・・・flexible as a Swede"
(皮肉だから逆の意味になる)といわれいるポストカードを紹介しましたが、さて、実際に訪れて、感じたスウェーデン人は???
なんてフレキシブルなんでしょう!
ストックホルム第1日目:
アーランダ空港から、ストックホルム市内へ向かうエクスプレス(鉄道)の中で、夫と私の2枚分のチケットを手に握りしめていたはずが、1枚しかない(!)。車掌さん(女性)が巡回してくる。ジタバタ、ジタバタ・・・。
私:「あのぉ・・・確かに、自動販売機で2枚買ったんですが、1枚しか見あたらないんです。探していますので、もう少し後来て頂く訳にはいかないでしょうか?」
パスポートコントロールでもなんでも、大体女性のスタッフは特に厳しいという印象をもっていた私は、すぐに一人分の料金を請求されることを覚悟しましたが、帰ってきた言葉は
車掌さん:「あら、そうなの。じゃ、今回はいいわ」
夫&私:「・・・・!?・・・・」
私達は、思わず顔を見合わせ、「フレキシブルじゃない!」と、思わず笑ってしまいました。
ストックホルム3日目(その1):
IKEA(郊外にあるインテリアショップ)への無料送迎バスでのこと。
このバスは、セントラル中央駅のはずれにあるバス停からIKEA正面入口を1時間おきに運行しています。私達が宿泊していたホテルは、セントラル駅から北へひと駅のRadhusetという駅付近で、そのバス停まで地下鉄で出向きました。ほぼ満席になった送迎バスは定刻通り出発し、ノンストップで北西方向へ。ハイウェーにのり一気にIKEAまで乗客を送り届けてくれました。
その帰りのバスで、おばあさんがなにやらバスの運転手さんに話しかけ、途中でバスを降りたのです。あれ?ひょっとして、セントラルのバス停以外でも降りたいところで降ろしてもらえるのかしら。
ちょっと運転手さんに尋ねてみました。(ちなみにこの運転手さん、かなりの高齢でした。)
私:「あのー、Radhuset駅付近は通りますか??」
運転手さん:「近くを通るよ。ホテルはどこ??」(お察しが早い!)
私:「Radhuset駅のすぐ近くにあるAmarantenだけど」
運転手さん:「O.K.そこで降ろしてあげるよ」
・・と、往路では通らなかったコースを通って、ホテルの真ん前で降ろしてくれたのです(!)。
西新宿にあるコンランショップの送迎バスも都庁周辺をまわって約1キロほどの距離を無料で運行していますが、短い距離とはいえ、そんなことはしてくれません。
私達夫婦は、また顔を見合わせ、「フレキシブルじゃん!」と、嬉しくなってしまいました。
ストックホルム3日目(その2):
ストックホルムの下町、セーデルマルム島のレストランのこと。
歩き疲れていたのでアルコールは控えめに・・・。グラスワイン(白)を1杯だけ注文しました。
9時を回ったころでしょうか。ウエートレスが、ワインのボトルを持ってきて、私のグラスに注いでくれるではありませんか!?
私:「え!?、おかわり頼んでないけど・・・」
ウエートレス:「ええわかっています。でも、もう9時過ぎだし、お客さんもあなた方が最期のようだから、グラスワインは空けちゃうわ」
私:「OH!!、センキュー!!」
「How フレキシブル!!」と、思わず声を出して言いそうになりました。
こんな些細なことがあって、私達の頭には「スウェーデン人はフレキシブル!」と、インプットされたのでした。まあこれも、気持ちに余裕があるってことでしょうか??
2005年7月17日日曜日
2005年7月16日土曜日
2005年7月13日水曜日
ストックホルムの街 ・・・Breathtaking!
ストックホルムの美しい街、空気、水、素晴らしいキリム、レース、ユニークな地下鉄、木造建築、デザイン、市場、そして人・・・、頭に浮かぶことを気の向くまま書いちゃうことにします。
7月2日から、スウェーデン・ストックホルム4日間、ロンドン3日間1週間の旅。
テロのニュースの流れる中、暢気な旅の話などと多少の躊躇の気持ちもなきにしもあらずですが、テロ事件にもかき消されることのないストックホルムのピースフルな空気を、少しでも伝えたい。
バケーションシーズンを目前にしたスウェーデン・ストックホルム。外国で、こんなにリラックスした空気は初めてでした。鞄を握る手の力を抜き、首を伸ばして歩くことができます。ここかしこで通りがかりの方に道を聞きましたが、それはしばしばちょっとした立ち話に・・・・。みんな感じ良く答えてくれますし、写真撮影にも協力的です。どこへいっても、バスの車掌さん、ホットドックスタンドのおばさん、市場のおじさん、公園を散歩するおじいさん、タトゥーだらけのおニイさん、みんな英語が通じ(!)、(小学校低学年までの子供以外です)私はもう、スウェーデンの小学校に入りたい気分です。
空港、地下鉄、電車、街の通り・・・落書きや、ゴミがほとんんど見あたりません。(あ、落書きはあったかな。文字が読めないので気にならなかったのかかも。)
滞在中ずっと、巨大な美術館か映画のセットにでも入っているかのような気分と言ったら、ちょっと大げさでしょうか。地下鉄の各駅内には、洞窟のようなでこぼこの天井一面モダンアートの絵で埋め尽くされていたり、新旧にかかわらず、煉瓦色やからし色で統一された建物。マナーのいい車、自転車、そして歩行者。何事についても罰則が厳しいこともあって、モラルが徹底しているのだそうです。
どこかで誰かが得をするようにこねくり回された言い訳がましい法律を何年もかけて改訂、制定しているどこかの国にはない、合理的な発想があるような気がします。
福祉の行き届いた国、税金も物価も高い国、豊かな国と聞きますが、訪れて初めて、知りたいことが具体的になりました。
水道水もおいしい(!)。
水がきれいというのは、こんなにも安らかなことなのかと、自分の無意識に気が付きました。
11時頃まで暗くならないスウェーデンの夏。
短い夏を、余すことなく満喫しようと、下町セーデルマルムの丘では、平日の夕方6時過ぎから、シャンパンとサンドウィッチを手に、ピクニックをする人たちの姿が・・・。
北国なのに、強い日差し(!)でも、陽光は、黄色やオレンジではなく、白を感じさせます。
ここの子供たちは、お絵描きの太陽に何色のクレヨンを使うのでしょうか?
私の見たストックホルムは、ほんの一面、それもハイシーズン。
心地よい、ストックホルムの風、ぴゅぅーーーー))))
◇ ◇ ◇ ◇ ◇
補足:おおざっぱな旅程
7/2(土) 夜 ロンドン経由、ストックホルム入り
7/3(日)~7/6(水)ストックホルム滞在。
7/6(水)午後オリンピック招致決定で沸きだつロンドンへ入る。
~ 7/8(金)ロンドン滞在。(7/7(木)同時多発テロ事件勃発。)
7/8(金)夕刻帰路につく。
2005年7月10日日曜日
無事、ロンドンより帰国しました。
コメント、及び、私信にて、たくさんの方にご心配いただき、本当にありがとうございます。
この度ロンドンは、ストックホルムからのトランジットで2泊の滞在でしたが、テロにもかかわらず、8日午後、スケジュール通りに帰路につき、9日午後10時頃、帰宅しました。
あれほどの混乱があったにもかかわらず、こうして予定通り帰ってこられたのは、多くの方々の結束と、不眠不休の作業によるものと思います。 マンパワー、あっぱれ! です。
ストックホルム & ロンドン また後日レポートしたいと思います。
2005年7月8日金曜日
7月7日ロンドンダウンタウンより
本日、ロンドンでテロが発生しました。
ちょうど、最初の爆破があったリバプール駅付近のスピタルフィールズ・マーケットへ向かう予定でしたが、幸い無事でおりますことをお知らせ致します。
ロンドン中心街の西外れにある宿泊ホテルを出る時点(午前9時半)では地下鉄の一部が火事か何かで不通になっていることのみ、コンシェルジェから知らされ、道路の尋常でない渋滞を不審に思いながらもダブル・デッカー(二階建ての路線バス)に乗り込みました。
ところが、バスがビクトリア&アルバート博物館付近(ロンドン中心地付近)に差し掛かった辺りで、乗客全員が強制的に下車させられてしまいました。(10時半ごろ)
バス内で話しをしていた方が、たまたま自然史博物館(ビクトリア&アルバート博物館の隣)にお勤めの方で、ビクトリア&アルバート博物館の企画展が実に良いと薦められ、予定を急遽変更。当博物館に入館しましたが、正午頃、博物館が出入りを禁止し、展示室を全て締め始め、入場者はホールに集められ、そこで初めて爆弾テロのアナウンスを聞いた次第です。
(企画展を薦めて下さった方、お名前も分かりませんが、助けていただきました。この出会いがラッキーでした。感謝です。)
博物館側は、西、北側道路へは絶対でないことを条件に1時過ぎに出館可能になり、一旦、博物館を出ましたが、一部の商店が閉店したりと周囲の状況が不安定なので、博物館へ戻り、早められた閉館時間まで過ごしました。
4時頃、夕刊 Evening Standardを購入し、事態の大きさに驚き、急ぎ、ホテルに戻り、現在、BBCのニュースを見ているところです。
事件のど真ん中に居ると、情報が入らず、パニックを起こすか、淡々とした時を過ごすかどちらかのようですが、私は幸い、事件発生以降ずっと後者の環境で救われています。
先ほど、空港から私達の滞在しているホテルに着いた人たちに、空港の状況を訪ねたところ、ヒースロー空港のターミナル3がevacuatedということで、心配しましたが、先ほどネットで、14:00の時点で、通常通り運行しているということが確認出来ました。
明日は、空港の混雑が予想されるため、早めの移動をする予定です。
(写真:2005.7.7 12:36 ビクトリア&アルバート博物館内)
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