新春だから祝の紅白をお茶で表現してみようかな?
最初はそんな気持ちでしたが、準備を進めるうちに、だんだんと白は影を潜め、紅・紅・紅へと構想が膨らんでいきました。
節分も近いし、バレンタインも控えているし・・・。
邪気祓いには赤。
我が家の紅茶のストックも、気が付けば、選びきれないくらい多種になってきています。
これらから何ををどう出していこうか。
・・で、やっぱり「歴史に沿って」の道筋を取ることになるのでした。
お茶の歴史は5千年。その内4千年は緑茶文化です。
発酵茶が生まれ、ヨーロッパが絡んで来る内に、完全発酵茶「紅茶」が生まれます。
最初に飲まれた紅茶はどんな紅茶でしょう?
やがて中国紅茶からインドへと舞台は移り、それがやがて日本に。
なんと、日本の紅茶の歴史は僅か130年(!)
お茶の歴史を世界の出来事と重ねてみる。
イギリスが産業革命の頃、フランスは革命の嵐、清朝中国は全盛期の乾隆帝で、アメリカでは独立戦争。
マリー・アントワネットやルイ16世と、リンカーン、乾隆帝が同じ時代に生きていたなんて。(島津斉彬公はリンカーンと同級生!)
こんな時代、世界各地では、どんなお茶が飲まれていたのでしょう???
一見意味がありそでなさそな謎解きを試みるのも、また一興。
マニアック茶会で、スミマセン。
でも、お茶ひとつで時代を駆け抜けた気分になれるのも、また一興ではないでしょうか?
あしからずw。