「児玉」にて |
一日遅れの土用の丑の日。
和食料理屋で、鰻の代わり(?)の鮎で暑気払い。
泳ぐ姿に串を打った姿の定番塩焼き。
どこかで覚えた骨抜き。
鮎を少し縦にして軽く押さえ、尻尾をひねって、頭の付け根を押さえてスススーーっ。
鮎を少し縦にして軽く押さえ、尻尾をひねって、頭の付け根を押さえてスススーーっ。
骨抜き成功♡
事後確認したら、軽く押さえるのは邪道との説アリ。押さえなくても引っ張るだけでちゃんと骨は抜けるのだそう。
猫に習った訳では無いけど、お魚は、骨が尾っぽ方向に斜めになっているので、頭から食べると骨が刺さらない。
水木しげるの戦争体験談のマンガに、南方の海で魚を捕るのに両手にあまって魚を口にくわえたら、抜けなくなった戦友の話が載っていました。ウロコも骨と同じく尾っぽの方向に流れており、逆方向にはウロコが立って引っかかってしまう。そんなことで、魚が詰まって窒息死してしまった戦友。
「鉄砲玉に当たって死ぬのだろうと思っても、まさかこんなことで死んでしまうなんて本人も思ってもいなかったろう」と・・・。 マンガでも強烈に印象に残ったエピソードでした。
魚の骨、ウロコ。侮るなかれ。
ところで、鮎は、魚に占うと書きます。
鮎とお米の成長が比例しており、夏、鮎が大きければ秋米は豊作になり、鮎が小さければ、冷夏ということになり米がよくない。また稲刈りの時期を観る指標にもなったとかで、鮎の成長で季節を観たところから、魚に占うと書くように・・・。
米と魚。
米と魚。
お魚占いなんて、なんとも日本的。))
所変わって中国では、「鮎」と書くと、ナマズのことになるのだとか。
それなら、地震濃くの日本でこそナマズ=鮎が相応しい気がしてくるじゃありませんか。
ちなみに鮎は「香魚」。
これは旬の鮎ならでは。香りを楽しむセンスは日本とかわらず・・・といったところか。
これは旬の鮎ならでは。香りを楽しむセンスは日本とかわらず・・・といったところか。
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