4月は、「ザ・岩国寿司」
岩国寿司は、別名「殿様寿司」とも言われるハレの日の押し寿司です。
“お殿様”…は、もちろん長州藩毛利家一門の吉川ですよ♪
初代藩主は吉川広家(1561-1626):毛利元就の三子息のひとり、吉川元春の三男。
関ヶ原の後、広家がこの地に移封されて藩主となりました。
岩国と言えば、錦川にかかる「錦帯橋」が有名ですが、この橋は、広家の孫・広嘉(1621-1679) が晩年に創建したものです。
錦川から注ぐ山の栄養をたっぷりに育った瀬戸内の海の幸 &中国山地の山の幸…お寿司の具材もさぞや豊富な選択肢がありそうですが、特産の岩国蓮根は必須(!)。
岩国蓮根は、18世紀末に岩国で栽培が始まったといいます。
そしてお寿司は・・・!!?
これは、なが〜いお話になります。
ザッと言うと、今日のような酢飯を使った「お寿司」の発祥は江戸初期〜中期といわれていて、庶民のお口にはいるようになるのは、もう殆ど明治維新以降と考えた方が良さそうです。
岩国寿司を味わった吉川の“殿様”は、男爵になってからかもしれません??
ともあれ、いまや世界のSUSHIは世界の公用語。
日本人として、お寿司のこと、もうちょっとしっかり知っておきたいところです♪
4月の教室では、お寿司と酢のいろいろを掘り下げたいと思っています。
桜も咲き始めました。
行楽の季節、美味しいお寿司のお弁当でお出かけするのも良いですね〜♪
● 日時:4月8(土),9(日)10:30~14:30
● 内容:
・岩国寿司
・金柑酢味噌和え ※金柑酢味噌のお持ち帰りあります
(・お酢のもう一品?)
・お味噌汁 or お吸い物
・美味しいお茶とお茶請け(甘味)
・お味噌汁 or お吸い物
・美味しいお茶とお茶請け(甘味)
●定員:各回5名様
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