マカオ土産にいただいたブロア・カステーラ。
日本で呼ばれている「カステラ」とは、かなり風貌が違います。それもそのはず、日本でカステラと呼ばれているものは、ポルトガルで「パン・デ・ロー」という代物で、こちらがホンモノのカステラなのだそうです。
コックリとした皮にアーモンドプードル、オレンジピール、ココナッツ(原材料にはさらにスウィートポテト・・とあります)が包まれているこのお菓子は、口にしてみると、どこか月餅のよう・・・。
そう・・月餅のルーツはアラブでした。
そして、アラブのお菓子たちは、ヨーロッパの郷土菓子の多くに影響しているのでした。
こんな小さなお菓子に、思わず遠い時代、広い世界を彷彿とさせられてしまった・・・。
美味しいのに広く存在しないのは、ひとつひとつが手作業の「おまんじゅう」だからでしょうか??
コーヒーでも紅茶でも、そして中国茶でもよく合いそうなブロア・カステーラは、小さな融合文化の結晶。
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