マコモダケはキノコじゃありません。
トウモロコシの仲間でもありません。
イネ科の植物なんです。水田のようなところで育ちます。
マコモは、水田の雑草みたいな存在だったようですが、これに黒穂菌が寄生すると、根元が淡竹のように太くなっていくんだそうです。
更にびっくりしたのは、あの、ネイティブアメリカンの保有地でで作られるワイルドライスが、コレだったということ(!)。
あ、ちょっとはしょりすぎました。
このマコモの白い部分の黒穂菌がやがて大きくなって、ツブツブと化し、細長いお米のようになるのです!!
ワイルドライスサラダ・・なんてのが、ベジタリアンのお総菜屋さんやレストランにあったり、スタッフドチキンのお腹にも入っていたりしますが、コレなのです。
私は長い間、あれはインディカ米の黒(赤?)米バージョンのようなものだと思い込んでいたのでした。
マコモ(茭白)がマコモダケとも言われるのは、筍に似ているからかエリンギのような茸に似ているからか、はたまた寄生"菌"の賜だからか・・・。
ともあれ、イネ科なんです。イネ科。
新米の時期が旬の野菜です。
10月の料理教室で、旬の国産マコモを頂きましょう♪
マコモ(茭白):性味/帰経 寒・甘/肝・脾
清熱解毒、除煩止渇、利湿通便
0 件のコメント:
コメントを投稿