明けまして おめでとうございます
只の年 またくるそれで よかりけり
元旦の中国新聞1面「天風録」に、星野麥丘人の句が引用されていました。
地震に羽田空港の事故で、初っぱなから「只の年」にならなかった2024年。
昨年中に用意されていたであろうこの記事のタイトルは「ふつうの正月」。
ウクライナやガザのことを念頭に置いた文中には、彼の地での「炊き出し」とか「涙」とか、そんな文字が並んでおりました。
他国のことでは無くなってしまったこの状況に、言葉も見つからないですが、
こんな境遇の時、一番食べたい物は何だろう?…と、思いを馳せてみました。
私なら、やっぱり「いつもの」ゴハンと味噌汁。とにかく温かくて優しいもの。
ぜんざいとお餅もいいな。
お餅って、毎日食べても飽きないもの。
「只の」「いつもの」「お決まり(定番)の」って、実はストレスフリー。
優しくて、平和なことなのでした。
今年は、そんな「当たり前」を改めて温めていきたいと思う次第です。
さて、1月の料理教室。
中国の行事食と日本の定番料理での幕開けです♪
「古典料理」とか「伝統料理」は、現代の舌では必ずしも「美味しい!」と瞬時にリアクションできるものばかりではないかもしれません。しかしながら、現代まで続いてきた味には何とも言えない深みがーーー。食べている内に「あら、以外と美味しいね」なんて思えてくるのが「滋味」な味。そんなお味を教室で体験していただきたいと思っています。
<1月のお料理内容> ★は今月の注目アイテム♪
★臘八粥
旧暦の中国は、まだ“年末”。年末に頂く行事食をご紹介します。
・万能白醤油ダレ
旧暦の中国は、まだ“年末”。年末に頂く行事食をご紹介します。
・万能白醤油ダレ
・白醤油ダレを使った青菜or白菜炒め
★黄金辣明蝦(黄色いエビチリ)
・ごはん
・美味しいお茶
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