古代…紀元前2世紀頃迄の龍には足が無い。
中華民族の始祖・伏義と女媧が蛇身だったことが、龍の原形とか。
伏義と女媧は、古事記のイザナキとイザナミのような存在。
中華民族のトーテム・龍は、やがて鹿の角、牛の頭、大蛇の体、魚の鱗、鷹の爪が備わり最強となり、地上の天子 皇帝のシンボルに。
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龍の、雨をもたらすパワーは、瑞穂の国 日本でも畏敬の念を以て崇められて久しい。
十二支の辰は、12のサイクルの中で植物のピークの時期をあらわすのだそう。
こんなスケールで、こんなロングスパンで想像の世界を展開し、あらゆる事象を宇宙の摂理から導き出そうとした古代人の、なんと伸びやかなこと(!)。
そしてそんな中から、陰陽五行説が生まれました。
自然観察から生み出された陰陽五行説。
身体感覚の構築から生まれた中医学。
AIにはできない諸行です。
自分の体と向き合うのは、医者でもAIでもなく自分です。
一見、合理性で洗練されすぎる(?)便利すぎる(??)世の中ですが、生身の人体は、伝説の頃から殆ど変わっていません。
中医学、薬膳の学びは、やはり原点だと、改めて思う今日この頃です。
今年も、どうぞ宜しく お願い致します。
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