2011年11月2日水曜日

冬虫夏草


冬虫夏草。
日本で買うことを思ったら・・・と、ちょっとそそられたけれど、それでも高価。
軽く手の平にのせて、測ってもらったら1〜2万円(ギブアップ)。

写真は、カジノホテル・ベネチアン内ショッピングモールで、ショーウインドウに飾られていた物。
ウン十万円也。

こういうものは、やっぱりカジノで勝った人が買うのでしょうか)))。

「冬虫夏草」。
チベット、ヒマラヤ地方、雲南省あたりが原産(コウモリガ科の蛾の生息地)。
蛾の幼虫にキノコの菌が寄生してこのような姿になるらしいですが・・・・。
キノコなんだかイモムシなんだか。

益腎補陽の強精強壮・不老長寿の妙薬。細胞免疫力を高めるとされる高貴薬。
アガリクスの17倍、キノコの170倍もの多糖体βグルカンや、メラトニンと含むことから、その効能は化学的にも裏付けされているようです。

イモムシ系のものに滋養があるというのは、世界各地の虫食をみわたすと浮かび上がってきます。そのイモムシを栄養に育つキノコ・・・生態系ピラミッドが逆転した化学変化がおこるのかも!??


家鴨のお腹に冬虫夏草を詰めて煮る薬膳スープがあるそうですが・・・、お腹の中で乾物の冬虫夏草が「戻った」姿を想像すると、なんだかグロテスクじゃありません??
何かとオカルティックな中国の食風景です。



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