バター茶を頂く機会に恵まれました。
チベットの"お味噌汁"、バター茶。
・・・そう思っていただくと、なかなかどうして塩味のお茶も乙なモノです。
うす〜いコーンスープみたい。
こんなお茶が命の糧だったなんて、チベットの自然環境で生きることの厳しさを改めて感じさせます。
8世紀ごろからの中国と中央アジア〜チベットでの茶馬交易。
寒冷な高地での貴重なビタミン源として、100斤と馬1頭が交換されていたそうです。チベットに暮らす人にとってお茶は、嗜好品というよりも、貴重な植物性の栄養源。
だから、こんな飲み方になるんですね。)))
英国の本頁をめくると、立派なバター茶をつくる道具「ドンモ」の写真が載っていました。随分大型です。
この棒で筒の中をシュパシュパやって、お茶とミルクとお塩とバターを攪拌するのです。
カプチーノメーカーの器具にちょっと似ています。
昨今では、カプリ—ノ然り、電動のビーターでつくられるそうですが。
こちらは竹の筒でできたもの。簡素なバター茶メーカー「ドンモ」 |
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