2014年5月10日土曜日

仏教と共に・・??

東洋文庫ミュージアム「仏教〜アジアをつなぐダイナミズム」にて

この前まで『仏の履歴書』という番組(NHK Eテレ)を面白く見ました。
文化文明の伝播を見ると、日本が "far east" (極東)であることをしみじみ感じます。
大陸の文化や食薬も、このダイナミズムの流れの中で海を渡ってきたのです。
いや、徐福伝説*しかり、実は食文化の伝導の方が先だったでしょう。
恐るべし、人間業です。

仏陀の姿(イメージ)も教えが変化しながら伝わってきたように、食薬の教えも多くの人を介して渡ってきたのですから、いろいろな変化があったかもしれないなあ・・・なーんて、思いを馳せながら、東洋文庫ミュージアムの特集展示を閲覧しました。



中国は秦の時代(2200年前)、 始皇帝の命により、不老不死の仙薬を求め、日本(縄文〜弥生時代)にやってきたとされる人物。司馬遷の『史記』(中国で最も古い歴史書)によると、秦に滅ぼされた斉の出身で、身分は方士、呪術、祈祷、医薬、占星術、天文学に通じた学者。徐福は、『平原広沢』得て、中国には戻らなかったとされており、その『平原広沢』が日本であり、日本にたどり着いた徐福は、農耕や製紙などの技術を伝え、発展の礎を築いたとも。実際徐福伝説は、日本全国各地に点在し、今も受け継がれている。伝説の人物という認識から史実の人物へと認識が変わり、今も研究が続けられている。





東洋文庫ミュージアム:http://www.toyo-bunko.or.jp/museum/



0 件のコメント:

コメントを投稿