鹿児島から「けせんの葉」が届きました。
けせんは肉桂、肉桂はシナモン・・・と思われていますが、実はびみょ〜に、いや、結構違います。
シナモンの木:於・スリランカ |
ちょっと見えづらいかもしれませんが、シナモンは、葉っぱが丸っこく、香りも少し違います。シナモンと桂皮の香りが違うのは、土壌が違うせいでは??と、思っていましたが、スリランカでシナモンの木をみたとき、これは品種が違うな〜)))ということが実感できました。(茶樹のアッサム種と中国種もこんなかんじなのかな〜)
鹿児島では昔は梅の木とけせんの木は家の敷地内によく植えられていたそうで、伯母達はおやつにケセンの根っこをしゃぶった(かじった?)という話を懐かしそうにしていました。
このケセンの葉で艾の団子を挟むと「けせん団子」。
ちなみに、丸い山帰来の葉っぱで包む「かしわ餅」は、鹿児島では「かからん団子」。
なんでも、「かからん」というのは「触らないの」という意味とか。トゲがある植物ですから「危ないよ」みたいな呼ばれ方からきているらしいです。
お団子もつくりたいけど、ほほほ、まずはハーブティーにして頂きましょう♪
「けせん茶」いただきます♪
cf. 「柏餅」は本来かしわの葉を使いますが、四国や近畿圏以西では、
柏の木が自生していないので、山帰来の葉が代用されています。
山帰来(さんきらい)=サルトリイバラ
別名:土茯苓
性味/帰経:平・甘・淡/肝・胃
生薬としては、根茎を用い、清熱、解毒、袪風、または慢性の皮膚疾患、吹き出物などに用いられてきました。
昔、皮膚病になった人が山ごもりして山野草で薬草治療し、山から帰って来る=「山帰来」というところからこうよばれるとか。
cf. 「柏餅」は本来かしわの葉を使いますが、四国や近畿圏以西では、
柏の木が自生していないので、山帰来の葉が代用されています。
山帰来(さんきらい)=サルトリイバラ
別名:土茯苓
性味/帰経:平・甘・淡/肝・胃
生薬としては、根茎を用い、清熱、解毒、袪風、または慢性の皮膚疾患、吹き出物などに用いられてきました。
昔、皮膚病になった人が山ごもりして山野草で薬草治療し、山から帰って来る=「山帰来」というところからこうよばれるとか。
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