今年は例年より、少し早い開花。
例年TVやSNSの桜の投稿を花暦としている節があるワタクシですが、今年はいち早く発信側に♪
先日、公民館での講座の帰り、立ち寄った神社のしだれ桜です(写真)。
なんとも立派、ご神木に相応しい風格!
そばの狛犬までもが、どこか誇らしげなお顔です。
なんとも立派、ご神木に相応しい風格!
そばの狛犬までもが、どこか誇らしげなお顔です。
そうそう、日本各地に桜伝説というのがあるようで。
桜の木には、霊力が宿る・・と。
今年85歳になる知人は、お転婆だった子供の頃母親に「桜の木は登るもんじゃありませんよ」と言われたのを覚えていると言うのです。
木というのは、俄然人間よりも長生きで、いつも同じ場所から私達をみていて、なんでも知っている存在。そんなスケールの大きな生命体だから、ちょっと畏敬の念も沸いてくるのかも知れません。
さて、そんな桜のエネルギーは、やはり生薬にもなっていました。
「桜皮(おうひ)」
山桜の木の皮には、フラボノイド化合物の成分がふくまれ、鎮咳、袪痰、湿疹やじん麻疹、排膿の薬になるようです。八重桜の花にも同様の成分が含まれるとか。
こちらは、喉の痛みのほか精神安定と安眠によしとされます。桜の花の香りに因るものといえそうです。
散る桜 残る桜も散る桜
これは江戸後期の曹洞宗の僧 良寛禅師の辞世の句(?)らしいですが、何故か、一番に頭に浮かんだのが『TVタックル』に出演していた破天荒政治家ハマコー(浜田幸一)です。
政治家の盛衰絡みの話題等、ことある毎に、決めぜりふのようにこの句を持ち出していたのがなんだか可笑しくて。
この句は、寿命は余命なのだということ、生まれたから死ぬ。誰しも生きて死ぬ。
表裏一体の生死観を歌ったものだそうです。
生死観を重ねるほど、桜は日本人の美学の原点なのですね。。。
ウクライナの桜
日本・ウクライナ外交関係樹立25周年にはじまり桜キャンペーンが続き、現在は2500本もの木が、キエフ、マリウーポリ、オデッサ、ドニプロ,リヴィウなどの22都市に植林されているのだそう。
https://www.ua.emb-japan.go.jp/itprtop_ja/00_000951.html
ウクライナの桜は、無事咲くのでしょうか??
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