スリランカ・ヌワラエリヤの、今年の紅茶が届きました。
紅茶は完全発酵茶。他のお茶ほど「今年の」が重視されるお茶ではないけれど、毎年同じ茶園のお茶を頂いていると、茶葉の形状や味わいがちがうな〜・・と。
2022年、スリランカが過剰債務で財政破綻。
お国の情勢は、地球のコンディションと同様、やっぱり農作物にも影響してしまうのはさもありなん。
いつもの時期がきてもなかなか茶葉が届かず、2カ月遅れで届いた紅茶の味わいは、何時になく妙な苦みがありました。
スリランカ。
その昔、沿岸地域をポルトガルが植民地とし、その後オランダが乗っ取り、そしてイギリスが乗り込んで全島が支配下に置かれた。
そのことを人々は
「胡椒の後に唐辛子が来た」。
そう表現したといいます。
(10年前に訪れた時聞いたお話。)
唐辛子を持ち込んだのはポルトガルだけれど、その激辛さはイギリスによってもたらされた。
スリランカがイギリスの手におちてから25年後に、イギリスにしてやられた中国は、180年後、そのスリランカを、“援助” という名で財政破綻に追い込むことになる。
「やられたらやり返す」の、矛先は、イギリスではなくスリランカ?!
支配の歴史から、何を学んだのか。
「歴史は繰り返す」がグローバルに展開する。
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