2025年7月7日月曜日

玉蜀黍 とうもろこしのすり流し 


今の季節の養生が、こよみ通りにはいかなくなりました。

梅雨時には「袪湿健脾」。
スパイスなど適度に活用して
汗をかき易い体作りをして水分代謝を潤滑に。
水分補給で負荷のかかる内臓を労る・・・等々。


とっとと梅雨は明け、ガンガンの猛暑で外出要注意状態。


今は、各々体の声を聞き、体が欲するものをいただくのが一番かと思います。


とうもろこしのすり流し。
生のとうもろこしから作ります。
出汁で割って和のスープに。
出汁にはヒゲの煎じ液も使います。
とうもろこしのヒゲ=南蛮毛または玉米鬚。
ヒゲの煎じ液は、引き算の薬膳に使われる。
昔は通風の民間療法だったとか。


エアコンの中と外気を往き来していると、自律神経の働きが不安定になり
汗が出すぎたり出なかったりで、むくみやすくなりがち。

消化器にやさしく、補気しながら水分代謝をサポート。
むくみを取り除く。

「やさしい」は、「シンプル」。
作る人にも、食べる人にも♪




 

オコメの教室

令和の米騒動…この機会(?)に「そもそもお米って?」と、ちょっと日本から離れてオコメを俯瞰してみました。

世界には、実に沢山の種類のお米が存在し、いろいろな食べ方があります。
ちょっと見回すと、あら、日本のお米と日本の食べ方って、超〜レア!!
・・と気が付きました。 それだけに尊い(!)そんな思いも沸いてきます。

瑞穂の国。
お米で造られた国なのだ。

お米文化を守りたいな〜と目覚めても、今からお百姓さんになれるわけも無く。
食を他力本願にしてきた自身は、そのまま国の縮図のようにも思えます。

グローバル。それは食糧が武器にされてしまう危険も孕んでいます。

お米を通して学べることが沢山。
それもそのはず、生きることは食べることですもの。


まずは手始めに、いろんなお米を味わうところからはじめよう♪

そんな企画です。

6千種ものお米があるというインドのお米料理から。
(ちなみに日本には5百種ぐらいある)
そうなると、ああ・・・カリーも必須でっす。

カリーの威力の強さにお米が霞んでしまわないように、テーマがぶれないように。
優しいカリーをちょこっと添えて♪


  2025年 7月6,  13,  20日(日) 11:00~15:00