2012年10月4日木曜日

アーミッシュ(3)

前述したバギーと共に、アーミッシュのライフスタイルのシンボルとなっているのが、彼らの服装でしょう。

アーミッシュの人達の装いは、極めて簡素。

男性はプレーンなYシャツに黒のズボンをサスペンダーで吊して・・・麦わら帽や黒い帽子。女性は、青、茶、緑、紫といった色調の無地のシンプルなワンピース、後ろで束ねた髪にオーガンジーのプレイヤー・キャップを被って・・・といった具合。
ボタンを使わずピンでとめるのだとか。慢心する心を忌み嫌い、アクセサリーも付けないのだそうです。

刑事役のハリソン・フォード(中央)も、映画の中で、こんな装いに・・・。
アーミッシュの人達は、写真を取られるのを嫌います。
誰しも、自分や自分の生活に好奇の目を向けられるのは心地よくはないのは尤もなのですが、偶像崇拝を否定するところから、肖像画や写真はタブーとされているというから、その気持ちは私達が思う以上のものがあるかもしれません。

一方、自分達の暮らしが観光資源であることは認めている人達も少なくないようで、町の入り口やすぐ外側の町などではアーミッシュの作品や食べ物など、お土産品が売られていたりもしますし、ビジターセンターもあります。
宗教的に厳格なグループとそうでないグループが混在しているのが現実のようです。

失敬して隠し撮りさせてもらった写真数枚。

アーミッシュの色調の服が干してありましたので「パシャリ」。



おっ・・・この色の服を着た女の子達を見かけました。
裸足です。(子供達は裸足で過ごすことが多いらしい)

後ろから失敬して「パシャリ」(ゴメンナサイ!)。

裸足で駆けるアーミッシュの女の子たち

 これらの洋服の生地の端切れを利用して作られたパッチワークキルトも有名です。
そしてお人形も・・・! 偶像タブーなので、お顔がありません。


写真は、アーミッシュキルトを売るお店で見かけたものなので、観光客のお土産用のような代物だろうと思います。最近ではバービー人形も入ってきて、保守的なグループのアーミッシュ以外はこのようなお人形では遊んでいないそうです。



アーミッシュの家の軒先に、小鳥の巣箱やえさ箱をよく見かけます。
写真右は、木工細工や道具のお店の軒下で売られていたえさ箱。



















屋内には、自家発電のスタンドや冷蔵庫、扇風機等々が・・・!!



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