何故に南米の生き物は、そんなに強烈なのでしょうか?
強い土地には強いものが育つということなのでしょうか?
動物も昆虫も植物も、外来のものはどうしてこんなにもことごとく強いのでしょう??
若い親御さんから「ありんこで遊んでいる内に、ちょっと舐めてみたら酸っぱくてビックリした」なーんて息子ちゃんのエピソードを、微笑ましく聞いたのはついこの前。
自身の、ありんこの巣をいじくって遊んだ子供の頃の思い出も併せて思い出しながら、こんな話もこれからは聞けなくなるのかも・・と、寂しさを覚える今日この頃です。
ところで、アリって漢方薬にもなっているのをご存知でしょうか?
「益宝(イーパオ)」。
擬黒多刺蟻という種類の蟻が主成分で、痺証(しびれ)や、リウマチ、関節痛などに使われるお薬です。ミネラルが豊富で、サプリのような感覚で使われるようです。
擬黒多刺蟻は、自重の400倍もの荷物を担ぐことが出来、1600倍ものものを引っ張ることができるのだそうです。(身近なアリもかなり力持ちのはずですが、数字データはありません。)
蟻を食べてみようなどと思った人は、こんな力持ちの蟻さんにあやかろうとしたのでしょうか??
「なりたいものを食べる。」
中国人の、食に対する逞しい考え方。
あながちハズレでもないところが実に興味深い。
力持ちのアリさんにあやかってアリを食べたら、足腰が丈夫になりました!なーんて。
実際、イーパオは、そんなお薬のようです。
食用にできる蟻はごく一部のようですが、このヒアリも、どうせなら何かの役にたたないものか・・・。毒を以て毒を制すの原理でいくと、かなり強力なお薬になりそうですが??
あ、いや、ハブ酒じゃないけど命がけの焼酎漬けなど、くれぐれもお試しにならないよう(苦笑)。
あ〜〜、くわばら、くわばら。
アリさんの写真をココ↓から拝借しました。(「アリさん、力持ち」で検索したら、こんな画像が♪) https://matome.naver.jp/odai/2133277715185523201 |
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