2019年7月20日土曜日

冬虫夏草と昆虫展


冬虫夏草。私には高級漢方薬のイメージ。
でも、キノコ好き、昆虫好き、山歩き好きの人達は、別の視点で見ているんですね。

「冬虫夏草」虫からの視点での展示が、広島市植物公園で催されています。

キノコが昆虫を倒してしまう不思議さに取り付かれた調査隊の皆さんも「中草」のきのこ菌に「感染しているらしい」w。


冬虫夏草は、あらゆる虫で培養が可能なようで、土の中に潜むイモムシを始め、サナギ、成虫の蜂や蝉、カメムシのようなものにも取り付くことができるけれど、取り付いた虫によって効能も様々。
コウモリガの幼虫を媒介したものは正統な漢方薬で、補益補養の薬効があるとされますが、蝉についたものには要注意なんだとか。

騒音級の鳴き声がひびく夏の蝉が生薬になれば・・・!!?なーんて、妄想が一瞬で消えました(涙)。

冬虫夏草を知るきっかけには、「宮廷女官チャングムの誓い」のドラマでした。
あのドラマの中で、チャングムが摘みにいった冬虫夏草は、何の虫のものだったのでしょうか??

そんな疑惑が起こるので、生薬冬虫夏草は、虫付きで売られているのかも。


展示は、写真がメインで、ほぼ毎年植物公園で展示会をしています。
今年見逃した方は、また次の機会に♪

会場に入ろうとしたとき、中から子供が「きもちわるいぃ〜!」と、叫びながら駆けだしてきました。
面白いけれど、確かに気持ちが良い写真ではないとも言えます・・・と、お伝えしておきまーす(^^;)


「冬虫夏草と昆虫展」@広島市植物公園(7/24迄)


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