2020年1月11日土曜日

レーズンとぶどう



不覚にも、年明け早々風邪を引いてしまいました。(うぅ・・・)

子供の頃、風邪を引くと、家族は何かと甘やかしてくれるもので、病院帰りのスーパーで「欲しいモノなーに?」と聞かれ(意図するところは「食べたいモノ」なのですが)「塗り絵セット」なんて言ったりして。当然却下でした。

ハウスの「ゼリエース」のメロン味とイチゴ味が両方買ってもらえたりするのが嬉しかったものです。

そして、大人になっても、風邪を引くと、ゼリーが食べたくなるのであります。))

でも流石に香料と合成着色料は卒業して、コレ(写真)でオトナのゼリーをつくることに。

サヴィニ−・レ・ボーヌの名醸造家、シモン・ビーズ*のブドウジュース。

アルコールに分解される前のシャルドネ果汁、なんて甘いんだ・・・!)))
醸造酒が血糖血を上げる訳を実感。
ゼラチンを溶かしてジュースと合わせるだけで、十分な甘さのゼリーになります。


ラベルにはJus de Raisin(ぶどうの果実)とあります。

そうそう、私、実はかなり最近まで生のぶどうは「Grape グレープ」、干しぶどうになると「レーズン」になると、何の疑問も抱かず思い込んでいました。

しかーし! 

レーズン=Raisin はフランス語なのであります。フランス語でぶどうのことをraisin(s)。
(ちなみにフランス語で干しぶどうは「raisin(s) sec(s)」)

ラテン語は様々に派生し各言語に入り乱れながらも、そのルーツをしかと主張しているのですね。

えへへ。ちょっと贅沢なジュースですが、私の医療費の一部です。

<つづく>


*ブルゴーニュの地に1880年創設のドメーヌ・シモン・ビーズ。現在3代目シモンさんが銘醸造家の地位を確立。その息子さんパトリックは日本人女性の千砂さんと結婚、千砂さんの助言でビオディナミ農法を採用し、益々名を上げましたが、7年前他界。
今は千砂さんと義妹がドメーヌの舵取りをし、端正なワインを生み出し続けています。





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