2012年9月26日水曜日
仙菓 益壽糖
友人から、ちょっと素敵なお菓子が届きました。
八つ橋でお馴染み、井筒八つ橋本舗の「益壽糖(えきじゅとう)」。
糯米、蜂蜜、和三盆に、高麗人参、霊芝、クコ、桂皮などの和漢成分9種を加えて作られた、江戸中期頃から伝わる “滋養菓子”とか。
後には、明治天皇が、漢方医に命じ、これに更なる和漢生薬を加えたものを作らせ、食が細く病弱だった皇太子(後の大正天皇)に食べさせたところ、皇太子はとても気に入り、食欲が回復し、健康をとりもどされたということです。
シンプルな板状の、言わば濃い生八つ橋といった感じなのですが、なんだか格調高く感じます。
季節の変わり目・・・労りの心が伝わってきました。
早速、先の嬉野茶を入れて、頂きます♪
2012年9月24日月曜日
嬉野の釜炒り茶
先日、立ち寄った先春園(大阪)さんで、嬉野の釜炒り茶をいただきました。
ほとんどの日本茶は殺青で醗酵を止めるのに蒸すけれど、この製法は意外に歴史が浅く、昔はみんな中国茶同様炒っていたのだとか。九州には釜炒りの製法が残っていると聞いていましたが、出会えて嬉しぃ〜のぅ♪
嬉野茶は、大河ドラマ『龍馬伝』で余貴美子さんが演じた長崎の女傑商人「大浦お慶さん」が、イギリスやアメリカへサンプルを送って注文を取り、日本茶輸出貿易の先駆けとなったお茶。
どんな人が呑んだのかな)))。
クリクリッとちょっと丸まった茶葉。
香ばしい香り。
歴史上の人物に思いを馳せながらも、この姿と香りには気さくさが漂います。
2012年9月15日土曜日
怪食!? かいこのさなぎ
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大連市街地の露天市場で・・・。繭をとった後のカイコのさなぎです。 |
コレを素揚げにして食べるのだとか。海老の唐揚げみたく、サクサクッと美味しい(現地人曰く)らしく、とっても滋養のある食べ物だそうです(^^;)。
これ三つで卵1ヶ分ぐらいの栄養価!??・・とか。
日本でもカイコを食べる地方があるそうですし、カイコを食べさせてくれるお店もあるようですが、いかがでしょう?? Can you challenge this??
<オマケ>
写真はトマトのサラダ(北京郊外のレストランにて)。グラニュー糖がどっさり掛かって出てきたのでビックリしました〜〜〜。
でもコレ、戦前の日本でもやってたらしいですよ(依・昭和一桁生まれの方の話)。
2012年9月11日火曜日
亀と鹿の・・・
2012年9月10日月曜日
小麦・小麦・麺・麺・面包
<過去の市場写真を整理中>
まだデジカメが無かった頃(もちろん北京オリンピック前)の中国・北京市内の市場で撮った写真です。
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看板左上部分、白菜が・・・! 中国の人って白菜の形、好きなのでしょうか??
故宮博物院で人気を集めるヒスイを彫った白菜「翠玉白菜」も、なんで白菜を彫っちゃうんだ!?・・・と、不思議でしたが、白菜は、「百財」(=「財に恵まれる」の意)と同音。縁起を担いでいるようです。
この看板も、商売繁盛〜!みたいな市場の志気を添えているのでしょう。
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麺・麺・メーン! |
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最高に美味しそうだったこのパン! なんだか西アジアの雰囲気が漂います。 (チャパティではなく醗酵生地です) |
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餡入りの生地。これから程良く無造作に成形されます。 |
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市場の外の少し近代的なスタンドで・・・。 無造作感あふれる焼餅(パン)が美味しそう・・・! |
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老北京。 辺りはまだこんなところも残っていました。 |
2012年9月2日日曜日
9月の健美膳
「晩夏の野菜膳」
9月は、名残野菜の含む氣をいっぱいいただき、夏のダメージを一掃するメニューです。
・冬瓜のハービィスープ
・名残野菜と豚肩ロースのマスタードソース和え
・黍ごはん
・羅漢果のあんみつ風
・アボガドの潤いドリンク
・菊花茶 / 菊花普洱茶
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