2019年10月17日木曜日
桂花醬 と 桂花茶会
猛暑の影響でしょうか??
今年の金木犀は小さくて、花の数もちょっと少ない気がします。
それでもなんとか恒例の桂花醤をジャム瓶2ケ分仕込むことができました。
この桂花醤、桂花茶会で初モノとして、加わりました。
お饅頭にも香りを添えて・・・♪
秋の名月は、月の金木犀が満開だから。そんな言い伝えは、きっとどこからか漂う金木犀の香りと共に、月を愛でていた人が語ったのではないだろうか。
お茶の香りも桂花香。個性豊かな鳳凰単ソウの醸し出す甘い香り。
あ〜〜えぇ〜〜なぁ〜〜)))
2019年10月10日木曜日
2019年10月5日土曜日
11月の料理教室
お待たせしました!
いよいよ、やっと、肉まんです!
これまで度々リクエスト頂いておりましたが、醗酵モノは、時間的に厳しいことが多く・・・タイミングがあいませんでした。
今年は、「定番料理を一層美味しく!」をモットーに展開しています。
今年もあと2カ月となり、秋の風を感じる頃。ここはやっぱり、美味しさと安全の豚まんを、ご紹介しなくてはと思います。
わりと買いやすい加工食品ではあるけれど、満足のいくものにはなかなか出会えないのが豚まんだと思います。
手間暇掛けるなら、市販品より一段二段上の美味しさと安心がなくては。
そんな訳で、具だくさんで、ヘルシーな豚まんと、あんまんを作ります。
あんまんも、特別な手作り餡で作ります。
お楽しみに!!
内容:・豚まん
・あんまん2種
・白灼油生菜
・スペシャル烏龍茶
日時:2019年 11月 2日(土) 10:30〜14:30 あと1席
6日(水) 10:30〜14:30
9日(土) 11:00〜15:00 あと1席
10日(日) 10:30〜14:30
10月 桂花茶会
まずは前回ご参加の方、そして料理教室の皆さんに先行予約で受付・・・としたところ、blogにUPする前に、満員御礼になってしまい、お知らせ出来なかった方が沢山でてしまいました。
お声掛けできなかった方々には、心よりお詫び申し上げます。
前回の紅茶のいろいろ・・に続き、今回は、私達がいわゆる「烏龍茶」と呼んでいる最も身近な中国茶をご紹介する企画。
大航海時代からの世界のおおきなうねりと共に、大きく変わった中国茶。
本当に美味しい烏龍茶って??
テイスティングをしながら、舌磨きになるお茶を召し上がって頂きます。
来年度、中国茶シリーズ検討中ですので、今回ご参加叶わなかった方で、ご興味の或る方は、是非メール等でご一報下さい♪
maki@epice.biz
2019年9月5日木曜日
朝ごはん
朝ごはん。皆何を食べているのでしょう??
私は二十歳になるまでは、自宅暮らしで、朝食といえば九割方、御飯と味噌汁に漬物・・・冷や奴がしばしば(+お弁当のおかずの残り)、といった感じでした。
毎日毎日、毎朝毎朝・・・味噌汁(いりこ出汁です)。
漬物は季節でほとんど同じでしたが、一応味噌汁の具は日替わり。
70年代になってから、近所に焼きたてパン屋が出来て、時々日曜日は「焼きたての食パンに珈琲(だったのかな?)」みたいなこともありました。
熱々の食パン。ふわふわすぎて、カットできないのですよ。
だから超厚切り。
今考えると恐ろしいけど、たっぷりジュワ〜〜っとマーガリンを滲ませて・・・。
パンと牛乳たっぷりのミルクコーヒー(※当時はカフェオレという言い方はしなかった)なのに、非日常のそれは、しばしばご馳走気分にしてくれていました。
目玉焼きが付いてたかな??
ホテルの朝食も知らない頃のあやしいイングリッシュブレイクファーストですw。
東京ひとり暮らし時代は、只只時間に追われ、朝は菓子パンと紅茶なんてことが多かった。
仕事上の接待等々で、結構ご馳走も頂けていたはずなのですが、それ以外のデイリーには何を食べて生きていたか、ほとんど思い出せません。
今振り返ると、この時期に、体の貯金を沢山使ってしまいました。
若い時の貯金(必ずしも体脂肪とイコールではありませぬ、肝臓に蓄えられるグリコーゲンとか、血液の充実とか・・そんなもの)は、いざ出産!とか、大病したときの為に必要なものだから、デイリーに無駄遣いしてはいけないのだと、今はひしひし思う次第。
だから、蓄えを使わずして補充するには、やはり活動時間のエネルギーとなる朝食と昼食をしっかり摂ることがとても大切だと考えます。
(考えても出来ていないことがおおいのですが・・・。)
写真は、この夏の、比較的時間にゆとりがあるときの我が家の朝食。
・和定食は、気張って出汁たっぷりの出汁巻玉子に味噌汁。
玉子5ヶに出汁を100cc以上(二人分です)。
何度作っても"チャレンジャー企画"な出汁巻。
・チーズトーストと作り置きのキャロットラペ(+ゆで玉子)と紅茶。
キャロットラペは、コールスローやポテトサラダに代わることも。
・取り寄せた横浜中華街の豚まんと豆乳に中国茶(hot)。
蒸し器で温めるだけですが、肉感いっぱいで温まり、気合いが入ります。
・玉子たっぷりのヨークシャープディングにカスタードクリーム+紅茶、
ヨーグルト入りの果物ジュース。
これはちょっとお菓子っぽくてヘルシーといえるかどうか・・・。
でも、気分がUPする朝ごはん(?)です。
そもそも、朝ごはんにバリエーションなんて必要ない。毎日同じように食べても飽きることのない食事が健康食なんだと、半生を振り返って思います。
ごはんとお味噌汁。そんな食事が、今は当たり前でなくなりつつあるようで。
「変化はご馳走」子供の頃からの印象は根強く意識に残っていますが、「変化は健康」とは必ずしもいかないのだ。アレが悪い、コレが悪いと食材やその成分や添加物について語る以前に、バイオロジカルな変化のスピードと合わないハイペースライフについても、再考が必要かと思う今日この頃。反省も込めて。
気ままな朝食で始まる一日ですが、一日一食は、「ごはんと味噌汁」を。
それが私のささやかな心掛けです。
今はオクラと豆腐の、ちょっとトロッとしたお味噌汁が気に入ってます(^^)。
つづく
2019年8月21日水曜日
「薬食い」と肉食
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| 「ローストビーフ」というより、しっかりめに火を通した「たたき」 |
お陰で(たぶん)夏バテ知らず。
6−7年前までは、夏と言えば食欲減退で体重減、だる重〜で。。夏は苦手な季節でした。
いえ、今でも苦手には違いないのですが、付き合い方を心得てきたという事でしょうか。
どうも暑さに弱い方は、痩せ型で胃腸の弱い方が多い気がします。
夏はどうしても水分補給で胃液も薄まりがち。冷たいモノも欲しくなって、内臓を冷やしがち。素麺、冷や麦、冷麺・・・と、つるつるっと頂ける炭水化物に偏りがち。
それら諸々が、少しずつ脾胃に負担を掛け、夏後半に悲鳴を上げるのかもしれません。そもそも体内の消化液も蛋白質から作られるので、夏だって蛋白質はしっかりいただきたいものです。
お店に並ぶ定番は、牛肉、豚肉、鶏肉ですが、この中で、最も脾胃のエネルギーをくれるお肉が牛肉。
牛肉は、補気、健脾、養血強壮の食べ物。内臓下垂にもよいとされています。
高級な霜降り肉ではなく赤身モモ肉などを、トマトや玉葱スライスなんかと一緒に、またはお酢の利いたマスタードや柑橘香る柚子胡椒などと共にさっぱりと頂くと、なーんか元気でいられるのです。
思えば、日本人の肉食は明治維新以降・・・というのは、たてまえで、江戸時代の人も「薬食い」と称し、または「ぼたん(猪)」、「もみじ(鹿)」に「桜(馬)」と隠語で呼んで、禁忌の肉を食していたそうな。それに、鶏肉や卵を食べることには、比較的寛大だったようで(もちろんご馳走だった)。
でも、家畜を連れ歩いて戦争していたヨーロッパの人達に比べたら、やっぱりお肉との距離は遠いのですね。日本人。
蛋白源は、お肉よりお魚だった・・・。
中国も、あの庖丁とまな板を見れば一目瞭然。「肉食」だ〜!あの、斧のような庖丁は、豚骨だってぶっ切ってしまうのだから。
また、あの万里の長城! あんなもので、異民族の侵入が防げたのだろうか???と、長年不思議に思っていたけれど、あれ、食糧の羊が越せない高さになっているのだそう。
米や味噌と違って、"食糧"自ら歩いて付いてきてくれるのだから、なるほど合理的な「兵糧」です。そう思うと、アチラの刀が、斧みたく太っといのも、ちょっと納得できます。
一方、日本といえば、三種の神器のひとつが剣でしょ。
仏教伝来以降、不殺生の教えを、宗教を担う僧侶らに留まらず、一般人までが広く守って来たのですから。 加えて、お肉を食べなくても、お魚があった(!)
刃モノはスーッと細くて美しいものになったのかもしれない・・・。
刺身包丁を見て、「刀みたい〜」と言ってる貴方。刀が「刺身包丁みたい」なのかもしれませんw!??
添付の写真のお肉、薄く削ぐには、刺身包丁が使い良いことw。
2019年8月17日土曜日
『千と千尋の神隠し』 イモリの黒焼きにミミズの干物
夏はアニメ、TVでジブリが恒例となっていますね。
ジブリ映画では『もののけ姫』が一番好き。テーマも、時代も、音楽も。(美輪さんの声も!)
今夜は『千と千尋の神隠し』でしたが、つい・・やっぱり見てしまいました。
一番好きなシーンは・・・もちろん最終の龍(ハク)が迎えに来て龍に乗って帰るところ。そして、腐れ神(かと思われたが実は名のある川の主)が薬湯に入って回復し、帰って行くところ。
能面の翁顔のおじいちゃん神様。お風呂の背景も能舞台みたいです。
要するに、龍の絵が好きなのだ。

龍が河川の神様という設定も素敵です。
水は命の根源。海よりも河川の恩恵を受けてきた中国らしく、その遡る水源は、天空の海とも賞される湖もありヒマラヤ以北に広がる「世界の屋根」チベット高原。
龍は、雲をおこし雨を降らせもする自然界の偉大な水の力。高貴で勇ましく、力強いイメージで、皇帝は龍の子孫とされています。物語の中の川の神様も、そんな中国の伝統的な意識から発想を得ているのでしょう。
春秋戦国時代以前の龍は、足が無い絵が殆どだったそうですが、後世で足(ちょっと鶏っぽい足ですw)が付きました。
映画では、手足が付いた龍です。鬚も長くてエレガント〜。
ちなみに、龍の顔は、ジブリではオオカミのような、どちらかというと犬系のカッコイイ顔にスッとシャープでインパラのような角ですが、中国の伝説では龍は「鹿の角、牛の顔、大蛇の体に魚の鱗、鷹の爪を持ち、口ひげが生え、顎の下には珠がある」姿の生き物とされています。(「鶏の足」という描写はない??)
ファンタジーの中で目一杯シンボリックに描かれた河川の汚染や開発という名の下に行われる自然破壊。「沼の底」駅は、ダムに沈んだ町のイメージでしょうか。
大人の為のアニメはやっぱり深い。
そうそう、釜じいの扱う漢方薬について。
①釜じいがリンに渡した「イモリの黒焼き」
![]() |
| @台北:漢方薬局で |
イモリは、滋養強壮の生薬。
日本では黒焼きが「惚れ薬」なんて呼ばれたりしたらしく、それがアニメの中でも描かれています。中国漢方だとこんな感じ(写真)。
強壮剤なので、雄雌対でくくって売られています。(「黒焼き」にはされていません)
漢方版バイアグラをこんなアニメに偲ばせるなんて、宮崎駿監督、何を考えているんだw。でもこれ、実は『千と千尋・・』は、「少女が娼婦に身を落として親の罪を償う」というのが元々の発想にあり、「湯女(ゆな)」も「娼婦」の隠語なんだという。
エグい設定をファンタジーというオブラードにくるみ、観客に謎掛けしてくる宮崎駿なのでした。
②ミミズの干物入り薬湯。
ミミズは、解熱の特効薬。生薬名は「地竜」(!)。
なかなかカッコイイ名前ですが、これ、オオミミズの乾燥です。
アニメでは粉末を薬湯に加えていましたが、そのままもどして煎じたりは・・・したくないなあ〜。
血圧降下、解熱、鎮痙、利尿、解毒薬としての効能があるといいます。
人間社会の汚物にまみれた神様が「油屋」に清めに来て入る薬湯ですから、生薬もちゃんと解毒のものを選んでいる(!)。 流石!
③苦団子。
何の生薬かは不明ですが、こちらも解毒剤のよう。解毒力のある食べ物は苦味のものが多いのです。同時に熱(炎症)を取ったりもします。
苦団子を食べさせられた「カオナシ」は、食べあさったものをぜーんぶ吐き出して元の無害な状態に戻りますし、龍姿のハクも、苦団子を食べさせて、魔女の印鑑を吐き出します。
昔の人ならこれらの描写の指し示す意味も、すぐに理解できたでしょうけれど、私達には、理解にちょっとワンクッション入ってしまうことも多々あります。
『千と千尋…』は、社会の入り口にいる若者へのメッセージをふんだんに盛り込んだ大人のアニメ。でも、もちろん子供も楽しめる作品。
映画にしても小説にしても、いろいろ盛り込まれていたとしても、見る側、読む側は、受け取れるところだけ受け取って、解るところだけ解ればいいのではないかと思ったりします。
また何年かして見た時、異なるメッセージを受け取ることが出来るーー。
読み返した小説に、違う面白さを見つけることができるのと同じようにーー。
それでいいのでは?
小さな子供に「イモリの黒焼きって何?」て聞かれたら、どう答えよう??
そんな試練もまた一興。大人の試練かも。
PS:先のブログ、三国志についての説明に、一部誤りがありました。
訂正を入れて更新済ですが、その前にご覧になった方、大変申し訳ありません。
是非また読み返していただけたら幸いです。
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