温州みかんの皮を干して何年も置いたもの。「陳」は「古い」という意味。
主に理気剤(気巡りをよくする)として漢方薬や料理に調合されますが、コレ、古いほど香りがよいのです。
手前は遠年陳皮(売り場では「25年モノ」と書いてありましたが、ホントかな〜〜??)、奥は、実家の庭で取れたミカンの皮を私が干して置いているもので、まだ3年足らず。
あと何年かしたら、手前の陳皮のように、黒々とした色になっていくのでしょうか??
只今気長な実験中です。
それにしても、ふしぎなのは、古くなってくると、ふわっ〜と甘い香りが出てくること。
みかんの実ではなく花に近い香りです。
開平の観光スポットにあったものが、あまりに黒々としていい香りだったので、少し買って帰りました。ガイドさんに「こんなものを買う日本人は初めてですよ」と言われてしまいましたけど、笑えるほど安いのです。
まあ、客観的に考えたら、コレって生ゴミのリサイクル。安いのも頷けますが(苦笑)。
先述の田うなぎの炊き込み御飯にも陳皮を使ったりするようです。
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