2012年4月2日月曜日

『マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙』

シネマンマ 番外編

見てきました。『The Iron Lady』。

メリル・ストリープの迫真の演技と安定感・・・!
首相になるまでのM.サッチャーのバックグラウンド、在任中のイギリスで起こっていたことが、フラッシュバックで描かれていて、小気味よいテンポ。

M.サッチャーさん、数々の名言も残されているのですね。
その中の幾つかは、映画でもでてきましたが、思わずグッときたのがコレ。


"「考え」が「言葉」になり、「言葉」は「行動」になる。
それはやがて習慣になって、その人の人格をつくる。そして人格は、その人の運命となる。「考え」が人を創るのよ。”

”この頃は、何を考えるかよりどう感じるかということばかり気にされるようになった…”

プロパガンダに支配されている現代、諸事をイメージや印象だけでとらえがち。そんな中で、理論的にはおかしいことが、そのままになって阻止されず、その結果、起こるべきして起きる事件の数々・・・。イメージはしばしば意図的に作られ操作されていることを常に頭の片隅に置き、今一度「考えて」いかなくてはいけない。
お行儀よく受け身な姿勢で構えてはいられない時期がきているかも。



おまけ。 "「(地位に就いて)何をするか」でなく「誰(権力の地位)になるか」ばかり考えている人が増えた。”

これも・・・グッときました。

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