2015年8月19日水曜日

キンカンも・・・



柑橘の花は何故か皆白い。そして、甘いいい香り♡♡)))

その香りの代表選手、ネロリ(英:Neroli)は、ビターオレンジの花のエッセンスだそうですが、ビターオレンジって、和訳するとダイダイ(橙)になるみたい。
ビターオレンジ=ダイダイ。いやぁ〜ちょっと違う気がするんですが・・・。
マラケシュの街路樹はオレンジの木。春には沢山の実を付けているのに、ダレも見向きもしませんでした。「あれはビターだから」。見た目はちょっと小振りでオレンジなのに、あれも、ダイダイの末裔だったのでしょうか??


ちなみに、オレンジの原産地はインドのアッサム地方あたりという説があるようです。
ちょっと語源をチェックしてみたら・・・
サンスクリット語「ナグルンガ」 
ペルシャ語  「ナラング」
アラビア語  「ナーランジャ/ナランジ」
スペイン語  「ナランハ/ナランジャ (naranja)」
イタリア語  「アランチャ arancia/Arancione
フランス語  「Orange」(Or=「黄金の」の意)
ポルトガル語 「Cor-de-laranja」
英語     「Orange」
中国語     橙(チャンズCheng)   ※ミカン=橘子( ジィズゥju zi)

オレンジの伝播ルートが浮かび上がってきます。))


散歩中に青柚子を確認したのが先月半ば。
あ〜自家製柚子胡椒を作ってみたいものだ。)))

そしてちょっと遅れて金柑(本日の写真)。
お花は柚子やオレンジほど香りませんが、青い実に金柑独特の甘い香りがします。柚子や夏みかんに比べれば、少しパンチが足りませんが、誠に愛らしい姿。

苦み酸味が殆ど無いので、皮のエキス(ヘスペリジン*=ビタミンPなど)が最も簡単に取れる柑橘でもありますね♪

柑橘を花の香りから楽しめてその恩恵にも預かれる瀬戸内の環境、なかなか良いじゃございませんこと?

*ヘリスペリジン:
柑橘の皮に多く含まれるフラボノイド(ポリフェノールの一種)。
抗酸化作用、コレステロール値降下、骨密度低下の抑制、血圧降下、抗不安作用、毛細血管の強化等々の効果があるとされます。

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