2016年4月17日日曜日

「能に親しむ会」Vol.2

密かな広島自慢にしているMUNI Carpets 広島ギャラリーでのお能に親しむ会。

喜多流能楽師の大島衣恵さんを講師にお迎えし、グッと近い距離感でお能のいろはに接する機会です。

1月に続き第2回、「日本人の美意識とは何ぞや」という思いを呼び覚ます時間にもなってきたように思います。古典芸能に触れ、参加者の中に着物姿もちらほら・・・。

そんな方々の集まりにお出しするお茶とお菓子。
脇役の茶と茶菓子なれど、〆の大切なひととき。

そんなひとときのお手伝いをさせていただくことになり、私にとっては、楽しくもチャレンジングな機会となっています。

大島先生とギャラリーオーナーの高橋さんという、ダブル・ハンサムウーマンの醸し出す空気感にあやかり、すっきりクール&モダンな演出を心掛けている次第。

古典の楽しみのひとつは、その中に見いだせる普遍性。
お料理の中にもそんな要素を大切にしたいと思います。


葉桜のイメージで、ポルボロンと薄氷を。(写真:Akiko Shigetake)



情念の熟成具合によって変わる、小面(こおもて)-----増女(ぞうおんな)-----曲見(しゃくみ)-----深井(ふかい)-----姥(うば)-----泥眼(でいがん)・・・

そしてなれの果ては・・・

角が出る!?(般若/はんにゃ)


* * * * * * *


翌週、福山の喜多流能楽堂での定期公演へ出かけてみました。
「草紙小町」の小野小町は・・・もちろん「小面」で登場でした(笑)。





0 件のコメント:

コメントを投稿