喜多流能楽師の大島衣恵さんを講師にお迎えし、グッと近い距離感でお能のいろはに接する機会です。
1月に続き第2回、「日本人の美意識とは何ぞや」という思いを呼び覚ます時間にもなってきたように思います。古典芸能に触れ、参加者の中に着物姿もちらほら・・・。
そんな方々の集まりにお出しするお茶とお菓子。
脇役の茶と茶菓子なれど、〆の大切なひととき。
そんなひとときのお手伝いをさせていただくことになり、私にとっては、楽しくもチャレンジングな機会となっています。
大島先生とギャラリーオーナーの高橋さんという、ダブル・ハンサムウーマンの醸し出す空気感にあやかり、すっきりクール&モダンな演出を心掛けている次第。
古典の楽しみのひとつは、その中に見いだせる普遍性。
お料理の中にもそんな要素を大切にしたいと思います。
葉桜のイメージで、ポルボロンと薄氷を。(写真:Akiko Shigetake) |
情念の熟成具合によって変わる、小面(こおもて)-----増女(ぞうおんな)-----曲見(しゃくみ)-----深井(ふかい)-----姥(うば)-----泥眼(でいがん)・・・ そしてなれの果ては・・・ ↓ |
角が出る!?(般若/はんにゃ) |
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翌週、福山の喜多流能楽堂での定期公演へ出かけてみました。
「草紙小町」の小野小町は・・・もちろん「小面」で登場でした(笑)。
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