2007年7月7日土曜日

モロッコ 食(3):ガム・アラビック



gum arabic


ガムアラビックは、アカシアの木のエキス。

先のメヘラーズで粉にして、オレンジフラワーウォーターやスパイス同様、香料としてお菓子に使われます。こちらではどこのスーパーでも買えるごく一般的な製菓材料のひとつ。ちなみにお値段は、1パック2g入り(小さじ1弱)で約120円(スーパー価格)。

『Secret of Moroccan cookery』by Fettouma Benkirane には、ガム・アラビックは、咳を和らげる効果があり、喉の粘膜のイガイガ感に効果的だとありますが、直接風邪薬としての効用は特に明記がありません。

メヘラーズで叩くと、ほんわりとムスクのような・・でも花のようでちょっと柑橘類の皮のような不思議な香りがします。

一粒口に入れて噛んでみると・・・柔らかいプラスチックのようで、唾液とも溶け合うことなく、とても食用の素材とは思えませんでした。

10年来のクエスチョンをひとつひとつ解消しながらも、新たに宿題が生まれつつある今日この頃です。

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