2011年1月26日水曜日

ガレット・デ・ロワ


広島で一番お気に入りのパティスリー「マロニエ」(西区観音)。
冒険しすぎず、奇をてらいすぎない堅実な味・・・香料や洋酒を効かせすぎず、素材の香りを活かされた美味しさは素材が良いからこそ。
こんな類の美味しさは、「そろそろ、アレ、食べたいな・・・」と、定期的な切望感を呼ぶ。
マロニエのパイ菓子は、そんなお菓子のひとつ。
しっかりめの焼き色に酸味のある紅玉林檎のフィリングのアップルパイや、岩根栗(岩国の大きくて甘味があってホクホクの栗)の自家製渋皮煮が入ったマロンパイ、そして・・・・・・!
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この、新年にいただくお菓子 "ガレット・デ・ロワ(=galette des rois/「王様のお菓子」の意)”。
アーモンドプードル入りのほくほくフィリングのこのパイもまた、絶品です。
このお菓子にの中にはフェーヴ(fève)という小さな陶器のお人形が入っていて(実際のケーキでは粒アーモンドで代用されています)、切り分けたときにそれが当たった人は、王冠をかぶり、その日は「王様/王妃様」、そしてこの1年は良いことがあると言われているのだそうです。
「ガレット(=galette)」とは「円形のお菓子」を指すそうなので、ガレット・デ・ロワは、パイ菓子とは限らないそうですが、附属で冠がついてきます。(写真では、冠と一緒に撮るのをうっかりしてましたXXX。)
一年ぶりのガレット・デ・ロワに舌鼓を打ちました。
それにしても、今年のフェーブは、男の子が乾布摩擦してるみたいななんだか奇妙なモチーフ(笑)。

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