中南米料理ってどんな料理か、直ぐに思い浮かびます??
タコス、チリコンカン、トルティーヤ、サルサ・・・ブリトーってどこの国の食べ物だっけ? ・・・と、私もかなり怪しい・・・。
キューバサンドウィッチなんて、食べたこともありません。
でもあの、カリブの音楽だけは、自然に体が揺れてしまうほど身近です♪
キューバサンドウィッチは、きっと体を揺らしながら食べるサンドなのでしょう。いや、食べると揺れてしまうサンドウィッチ!??
そこのところは映画のテーマではありませんが、軽快なエネルギーを象徴するかのように、ラテンのリズムがこの映画の底辺に存在しています。
ちょっとしたトラブルから人生のターニングポイントを迎えた一流レストランのシェフ、カール・キャスパーが、失業を機にフードトラック「EL JEFE」で旅をしながらスーパー美味しいキューバサンドウィッチを売り、息子との絆を深め、仕事も新天地を切り開くというお話。(ちなみにEL JEFEはスペイン語で「ボス」って意味らしい)。
・・・こう言ってしまうとなんだかありきたりだけれど、こんなにも破天荒に豪快に自分らしく前へ歩みを進める主人公には、ラテンの神様がついているに違いない!
さて、このキューバサンドウィッチ、どこがどうスペシャルなのか??
どうやら中にサンドされる豚肉=ローストポークの美味しさが要のよう。
-----冒頭の、仕入れた豚一頭丸ごとを厨房で捌くシーン。)))
-----半日かけてローストポークを作る専門店も出てきた。
-----そういえば「子豚の丸焼き」は、スペインの名物料理ですねえ・・・。ポークはスペインの植民地だった地にこんなにも浸透してたんですねえ・・・。
それは、あるシーンのセリフに集約されているのでアリマス。
(フードトラックを立ち上げてすぐのシーンで息子に語ったあのセリフ→公式HPにこのシーンの動画がUPされています。)
このフードトラックの美味しさと魅力は、カールの心意気とスピリッツ。
本能に突き動かされるように取り組む彼の姿は、端からみても爽快。
帰路には、きっと肩をシェイクシェイクしてしまいますよ。
思えば、人生を楽しむことを教えられる大人が少なくなったなぁー・・・。
そんなことをふと思ってしまう。
「人生の成功とは、一流企業に勤めることではなく、一流の幸せを築くことである。」(佐伯チズさんのコメントより)
上手いこと言うね、佐伯チズさん。
脇役ながらも確かな存在感を残すホットで活きのイイ女達(スカーレット・ヨハンソン、ソフィア・ベルガラ)も必見♪
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