ある忙しい日のおひるごはん。
烏骨鶏のたまごごはん。
ウコッケイを飼っている方からのお土産です。産みたて〜♡ 当然、有精卵。
市場では、鶏卵の5~10倍以上のお値段で出回ります。
この小振りな卵の何処にそんな価値があるのか・・・。
黒い鶏になるはずの卵ですが、卵もふつうに鶏卵と変わらず黄色です。
これがもし黒かったら・・・!? ちょっとコワイですね。
烏骨鶏カルボナーラは、イカスミパスタと見分けが付かなくなるし・・・。
玉子ごはんや親子丼も、ちょっと食欲をそそられない代物になりそう・・・。
写真は、マカオ半島北部の屋内市場、紅街市(ホンガイシー)の売り場。
手前の黒いのが烏骨鶏です。(烏=黒の意)
烏骨鶏の卵は、通常の鶏卵に比べて鉄分やビタミンA、B、Eなどが豊富で、鶏卵には含まれないDHA、EPA、アラキドン酸、オレイン酸、リノレン酸などの不飽和脂肪酸が含まれているんだそうで(!)。動物性なのに、アルカリ食品。
成分的にも、体にいいことは一目瞭然ですが、中国歴代の宮中御膳房でも、古くから不老長寿の食薬として珍重されていたようです。
「烏」=黒→腎(五行説では黒は腎(生命力の根本) → 補腎食材
成分的にも、体にいいことは一目瞭然ですが、中国歴代の宮中御膳房でも、古くから不老長寿の食薬として珍重されていたようです。
「烏」=黒→腎(五行説では黒は腎(生命力の根本) → 補腎食材
まだ成分を分析する精密機械も無かった時代から滋養によい食べ物を見分けていたのには驚きますが、そのヒントにしてきたのが黒という色。
色のチカラ、ちょっと見直してみるのもひとつかもしれません。自然界のメッセージを的確に受け取ってきた人々には、本当に頭が下がります。
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