半人半魚のキラキラの妖怪で、豊作や疫病の予言をするんだそうだ。
江戸時代、肥後(熊本)の海に現れ「疫病が流行ったら私の写し絵を早々に人々に見せよ」と言って海中に姿を消したという記録がちゃんと残っているんだって。
妖怪といえばあのお方、水木しげるセンセイ(!)。どんなアマビエ描写をなさっているのかな?・・と、ググってみたら、水木しげるプロダクションさんが3月17日にツイートなさっているのが出てきました。
https://twitter.com/mizukipro/status/1239818518536704001/photo/1
流石その道の第一人者です。
(水木しげるの故郷 鳥取県境港市の水木しげるロードにはアマビエの銅像があるらしい。まさかそのお陰で未だで感染者を出してない県に!?--そんな訳ないですよね。)
江戸時代といえば、幕末のコレラ大流行が記憶に新しい(スミマセン、私の記憶は大沢たかお&綾瀬はるから主演のドラマ『JINー仁』です)のときも、コレラ封じにみな玄関にお経やおまじないの絵を貼っていましたっけ。
あのドラマ(原作マンガ)は、梅毒で始まりコレラで龍馬も大活躍し、天然痘治療に貢献した医師で蘭学者の緒方洪庵もでてきました。
ドラマでは、梅毒はミカンの青カビから培養して作ったペニシリンで、コレラは職人手作りの点滴で現代からタイムトリップした南方医師により対策がなされた。天然痘は出てこなかったけれど江戸時代ならまだ撲滅されていない。労咳(結核)も、あったはず。
南方先生はたぶん現代で予防接種を受けていたはずだから少し安心だったかな?
あれから1世紀半。
コロナウイルスの大流行に対し、現代人もまたアマビエなど描いたりして慰めているのだから、人はやはり不安を緩和する精神療法が必要ということなのでしょう。要するに、人のメンタリティーは奈良〜平安の頃とさして変わりないってことか。))
やっぱり歴史から学ぶことは沢山ありそうです。
世間では「アベノマスク」が揶揄されているが、そのうち令和の安倍晴明なんてのも現れるかな〜。たぶんSNS辺りでね……。まさか立烏帽子に直衣、扇片手に——ではないでしょうが。
変な詐欺には気を付けたいところ。
ああ、神様仏様、パンデミックで医療崩壊・・・なんて悲惨な事態にはなりませんように! おっと、気が付けば私も神頼み(苦笑)。
<つづく>
PS: オマケちばてつやさんも「アマビエ」描いてました♪
↓
htmlhttps://ameblo.jp/chibatetsu/entry-12584258595.html
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