2020年7月25日土曜日

シナボン


シナボン MAKI

Cinnabon USA
あま〜い朝食。
シナボンは、アメリカの休日の味。
ズシリと大きくて "1ケ1200cal" というのが売り(?)だった。
フィラデルフィアのショッピングモールにフランチャイズ1号店が出来たのが1986年。
いつも人気で、焼き上がるのを待って買う感じ。
熱いところへもって、クリームチーズ入りのアイシングがたっぷり掛かるので、溶けてとろ〜り・・・渦巻の間に染みこんで、シナモンと混ざり合うのです。一言で表現するなら「パンの砂糖浸け」😅
(それなのに、さらに小さな容器に追加のアイシングが付くのです!)
以前『大草原の小さな家』のことを書いたときにちょこっと触れたアップルパイ然り。アメリカン・ベイキングは、往々にして大味なのですが、ボリューム感でせまる美味しさがある。このシナボンのダイナミクスは、サイズでもなくアイシングの量でもなく、実は、シナモンの量にある(!)と私は思っています。
この製造プロセスをお見せできないのが残念極まりないですが、元祖シナボン(というのも、30数年を経てけっこう諸々経営が変わっているようなのだ)は、店頭で大きくパン生地を伸ばしてバターを塗り、缶入りのシナモンをその上にた〜っぷり惜しみなく降らせてクルクル巻く。
この大量のシナモンなくして、滴るアイシングは食べられない。
シナモンは、甘さをプラスしてくれる香りでいながら、甘さのくどさを消してくれるスパイスでもある。胃腸薬ともされる所以がここにある!?

嗚呼、懐かしの、シナボン。
これはシナモンロールについた固有名詞のようにおもえるかもしれないけれど、実は「シナモンロール=シナボン」ではない!(←・・あくまで持論)
なぜって、シナボンは、レーズンも胡桃もキャラメルソースも寄せ付けないんだもん。

恋しくなると、時々「日本サイズ」で作ります。
21世紀になって、日本にも上陸しているようだけど、元祖のダイナミクスはそのままだろうか??

ググってみると、21世紀のシナボンは、ナッツ等のトッピングがついたりと、厚化粧ぎみのよう。
私は俄然、プレーンを推奨致します!


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